台風通過


 東海道線というのは延々と東京から京都まで走っているが、もちろん東京発京都行の普通電車があるわけでもなく、JR東日本はそのうち東京熱海区間を持っていて、そこから先は、JR東海になる。JR東日本エリアで交通カード(スイカ)で入場しても、下車駅がJR東海区間だと入場した交通カードで外に出られない。きわめて不便ですね。首都圏では地下鉄や私鉄の相互乗り入れ区間で、こんなことは起きないのになんで?と思う。東京発三島行や沼津行もまだあるわけで、すなわちJR東海と東日本とで相互乗り入れをしている電車があるのに、交通カードは通しで使えない。これは、想像するに、どの経路で来たか?が複数の可能性があり、どっちの会社にいくら分の運賃が発生したかがその路線選択により違っているからというようないかにもな理由があるのだろうが、利用者から見ると、ふざけんな!って感じがする。JR東日本と東海がなにか競争をしていて、仲が悪いに違いない、と勘繰ってしまう。
 さて、台風が来ると、鉄道運行状況を調べるが、JR東日本のページには「東海道線(東京〜熱海間)」と書いてある。運行状況も自社内しか責任を持たないですよ、って感じがする。しかも今回の台風の場合、気になっていた月曜、10月1日の朝の運行情報は、早朝4時台に全線運転見合わせと発表されたままこまめな更新がない。6時台になってもなかった気がする。4時と同じですよ!という主張なのかもしれないが、同じ情報でも「すいませんねえ、まだなんですよ」ということだけでも表明してほしい。その方が利用客満足度も高いはずなのだが。
 そこで、リアルタイムの運行状況を把握するときにツイッターを見るという手もある。「東海道線まだ停まっているよー。ガッコ間に合わない」とかそういうのが分刻みで上がってくる。ところが!この「東海道線」はときに浜松〜名古屋のことだったり、熱海〜静岡のことだったりする。私が知りたい東京〜熱海間の情報がどれだか拾い出すことが出来ないのだった。
 それで10月1日の朝は、いつも通り茅ヶ崎駅に行き、結局、東海道線が動くまで2時間くらい、駅ビルの入り口付近で立って待っていました。
 で、写真はここにぶつぶつと書いてしまったJRではなくて、横浜あたりでJRと並走している私鉄の相鉄線の写真でした。私の場合は、相鉄線はほとんど使うことがない。