鎌倉 / 須田塾7月例会


 午前、鎌倉へ。八幡宮の池では蓮が咲いている。花を見に集まってくる人たちを写真に撮りたいと思って出かけた。たいした写真が撮れない。
 小町通からちらりと路地に入ったビルの上階にあるカフェGoateeへ。11時25分くらに行ってみたらまだオープンしていない。仕方なく下に降りて、では農協でも見に行こうと、歩き出したらGoateeのMさんとばったり。彼と一緒に再び店へ。汗びしょびしょ。空き腹に飲んだらやばいよね、と思いつつも、ビールの魅力に抗し難く、バドワイザー小瓶を頼み、あとはココナッツカレー。案の定、飲んでしばらくすると顔が火照ってきて真っ赤になる。Mさんに、来週この店でライブが予定されている「踊ろうマチルダ」というミュージシャンのアルバムを聞かせてもらう。福井出身の方らしい。きっぷのよい飾らない歌いっぷり。
そんな話をしつつも、顔が赤いであろうことが気になっている。

 横須賀線と山手線で神田へ。須田塾の例会に参加する。SIさんの写真に対して須田先生「いまの若い人の写真は、振幅が小さくて、クールで、(昔とは)違うけれど、その殻の中にはやはりゲル状のものがあって、(そこが見えると、写真を見る人を)考えさせる写真になっている。写真と写真の合間にある何かを思わせる」というようなことをおっしゃる。

 須田塾後の飲み会で、何の話からだったかすっかり忘れてしまったが、やはり「福井」という単語が出て、ある一日に「福井」に言及することなんか滅多にないだろうから、その偶然に驚いた。