TRAVIS LINE 報告


 上の写真は4/10に撮影。既に南関東の桜は散ってしまった。毎年同じことを思うのは、例えば東北新幹線に乗って都内を少し高い高架の車窓から眺めていると、ぎっしりと建っている住宅街やオフィス街の中に満開の桜があちこちに見えて、それはまるで葉を落としてひっそりと潜んでいた「桜」という一族が、ある日突然いっせいに「蜂起」したようだ、ということで、蜂起なんて単語が浮かぶのは、このときだけかもしれない。
 桜が散ると、それを合図にしたかのように一斉に新緑の季節がやって来る。そうか、ということは桜の花は蜂起というよりも狼煙なのかもしれない。

 写真展TRAVIS LINEでは5枚入りポストカードを20部製作し、売上げを義援金にすることにしておりました。完売には至りませんでしたが、16部で売上げ金は8350円でした。お買い上げいただいた皆様、まことに有難うございました。近日中にお預かりした義援金赤十字社に寄付してまいります。

 会場に置かせていただいた「感想ノート」に感想を書いていただきありがとうございました。また、ネット上にもいくつか感想をアップしていただいた方がいらっしゃいますので、下記にお伝えしておきます。
・iDEATHの近く http://rujifuji.exblog.jp/12399456/
切腹饅頭   http://d.hatena.ne.jp/boundary-line/20110406#1302187713
・茅kaya日記  http://kayachigasaki.jugem.jp/?eid=719

下記、そのほか書き込みを拾い出しました。
・Nさんのツィート
「岬たく写真展「TRAVIS LINE」。ひとりの作品とは思えない程の技法や視線の幅広さ。それでいてあくまでも本人の視線に収斂する。 」
・Tさんの感想
「見せる技術、見せ方は素晴らしいと思うのだが、多くの写真が既存のアーティストの影響を受け過ぎているような感じがする。」
・Hさんのツィート
「素敵な写真がたくさん。一輪挿しのチューリップの写真が、好きでした。」

みなさまありがとうございました。