岬たくも参加しているニセアカシア発行所は9/21-9/23に行われる本フェアに参加します。ニセアカシア1〜3号のほか、この夏に宝塚メディア図書館で開催されたzine/book gallery 2012でMARUZEN&ジュンク堂賞を受賞した松本孝一のzine「エル」や、岬たくの新作zine「UNDERCURRENT」などzine5種類（以上？）も展示販売いたします。正式な出展者数を数えられませんが、個人の方から著名な出版社まで、たぶん200くらいでしょうか、昨年同様大盛況となることを期待しています。
場所：京都造形大/東北芸工大の外苑キャンパス（JR信濃町徒歩5分）
21日16-21時レセプションパーティ（参加自由） 22日11-19時 23日11-18時
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新作zine UNDERCURRENT の一部を紹介します。（中心の線は見開きページであることを示しています）
編集/デザインの松本さんに、2005年の写真展「流星」や以後の個展、グループ展で使った写真を中心に、多くの写真を託しました。それとともに「ある一つのレコードレーベルのジャケット写真は、個々のアルバムの内容によって様々な写真やデザインを使っているのにもかかわらず、レーベルだけに共通のテイストがあります。むかし、レコード屋の棚（引き出す棚ではなくてめくっていく感じの棚）でそういう同一レーベルのＬＰを素早見ていくような感にしたいのです」という難しいことだけをお願いしたものです。その結果、ストレートに実景を撮った写真は少しだけしかなくて、雨粒の付いた車窓越しだったり、モニターやテレビに映った画像の写真だったり、いちどインクジェットプリントした写真が色あせたところだったり、そういう写真が多く集まっています。いや、それらだって目の前にあった実景ではあるのです。このzineは、現在初台のMOTOYAで開催中の「もう一つのBOOK FAIR」と本「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2012」用の両会場合わせても、（いまのところ）数部しかありません。是非この機会にご覧ください。
