写真リハビリ期間の終了?


 前にも何度か書いたような気もするけれど、小田原城址公園には小さな、それでもなかなかに基本を押さえてあるって感じの動物園と遊園地がずっと昔からあった。昔とはいつか?と言われるとそんなにはっきりとは覚えていないが、1990年くらいには象もいたし熊もいたし、二宮尊徳神社の方にはどこか異国の岩山に住んでいるような感じの羊の仲間もいたのではないか。あるいは、遊園地には飛行塔って言うのかな?旋回しながらだんだん高くなるのとか、そのちょっと前までは観覧車だってあった。それが、動物が亡くなると縮小したり、たぶんだけどメンテナンスが出来なくなって遊具が減って行ったりしてしまっているようだ。
 それでも遊園地の方にはまだ、ゴーカートコースと、この珈琲カップと、園内を走るD52-72というプレートを掲げた小さな蒸気機関車風のがひっぱる子供列車が走っている。
 その珈琲カップが、この写真です。

 3月の初めから24日日曜日まで、キヤノン6Lを使ってフイルムで撮った。(最後の二日はデジタルも併用したけど)36枚撮りフイルム15本撮った。フイルムカメラで、それもオールマニュアル、すなわち、フイルム装填も手作業、露出設定も手作業、ピント合わせも手作業、ということになるわけで、光を読みながら絞り値とシャッター速度を決めたり、その絞りを頼りに被写界深度目盛を読み取ったりすると、なんというか、基礎訓練を再履修している感じになりますね。リハビリみたいな感じで。
 だけど、デジタル撮影の勢いで沢山撮ってしまうし、フイルムだけのころにはそんなことをやらなかったノーファインダー撮影などもしてしまうのだった。
 15本撮り終わって、なにがそうさせるのかわかりませんが、リハビリ終了って感じがしたので、またデジタルに戻ろうっと。