確率


 J2リーグで14連勝してきた湘南ベルマーレが5/24の対愛媛戦を、シュート数では23:4だかで上回りながらも0-1で落としてしまった。両チームとも平均的に(簡単のために)10本に1本のシュートが決定する確率を持っているとすると、23:4のシュート数だった試合が0-1で終わるのはどれくらいの確率で起きるのだろうか?私のつたない(間違っている可能性が大の)計算によると2.4%と出た。およそ1/40の確率だ。高校生のころ、クラスに40人の生徒がいて、たまに宿題をやってないときに限って指名されたりする。いや、本当はそれは1/40の確率でしか起きてなかったのかもしれないが、一回でもそういうことがあると、なんだかついてないというか「よりによってこんな日に限って当たっちゃう」って感じがしたもので、1/40の確率で起きることは、言い換えると当然しょっちゅう起きている確率だろう。よって、確率論的には23:4の方が大事だから、次節以降はこの敗戦を引きずらずにまた立ち向かっていただきたいものだ。と、思うけれど、人の心の動揺というのは無意識的な諸作用を、複数人にまたがって波及しつつ広まるものだから、余計な空回りという現象も含めて、次の試合はそう簡単に確率的な結果に結びつかないという可能性がたぶん増している。とか、こんな計算をしていること自体、応援しているこっちも動揺しているってことだな。

 今日は5/25日曜だが、5/25のブログはフォトブックマーケットの宣伝に使っているので、たぶん明日の月曜はブログを書かないだろうから、こうして月曜である未来の日付を借りて日曜日のブログを書いている。

 25日の日曜日、薄曇り。自転車でまたぞろ相模湾西岸の河川敷に出かけてみる。昨日より1時間くらい遅いからか、湘南銀河大橋下の野球場ではリトルリーグの選手たちが入念なウォーミングアップを行っていた。彼らは当然ながらお揃いのユニフォームを着ている。掛け声をかけながら、片足づつを大きく振り上げながら走ったりしている。緑の野球帽がきれいだ。河川敷の草っぱらには、ムクドリやスズメが降りてきては何かをついばんでいる。ときどき川の流れの縁あたりのブッシュから甲高い鳴き声がするのは、カワウとかだろうか。今日は東海道線の橋も越えて河口の方まで自転車を漕ぎ、国道134号の湘南大橋を渡って帰って来た。東海道線のわきの河川敷には大勢の少年カメラマンが鉄道写真を撮っていた。特急踊り子号が走ってきたが、彼らのお目当てはこの踊り子だったのか、それともそのあとになにか臨時の運行でもあったのか。
 リトルリーグが使っているしっかりしたちゃんとした大きさの野球場ではなく、もうちょっと簡易的な感じ、というのか、小さくてもしかしたらソフトボール用とかなのかもしれないところでは、年配のおじさんたちが集まって野球の練習をしていた。ユニフォームも揃ってなくて、みなさん適当にTシャツを着ていたりする。
 帰り道に茅ヶ崎海水浴場近くでカフェ・ジダンという店を見つけて、モーニング650円とあったから目玉焼きのサンドイッチを食べた。珈琲も。

 ニセアカシアのHさんの友人、漫画家の三島くんが、集英社からコミック本を出したそうです。私は漫画を読みなれていないので、読むのに異様に時間が掛かってしまう。読むというより読み解くって感じ。でも彼の漫画は面白い。

レストー夫人 (ヤングジャンプコミックス)

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