モネの睡蓮池 小堀遠州の庭


 22日は猛暑。十年前でしょうか?花博が行われた後にガーデンパークとなり、この6月まで再び小さな?花博が行われていたあと、いまは花の端境期(はざかいき)だと言うことでひっそりと無料再オープンした?入場料無料の浜松ガーデンパークに行ってみる。十年前の花博のときにモネの睡蓮池が再現されていると聞いたようなかすかな記憶があったので調べてみたら、本格的なモネの庭を再現した池は高知県にあるそうだが(http://www.kjmonet.jp/)、たしかに浜松ガーデンパークにもモネの庭を模したがあるようだった。暑いので、入口から奥の方にあるこの睡蓮の庭まで歩くのが大変なので、水路を使って往復している舟を使うことにした。
 睡蓮のあいまにカイツブリの親子が巣を作って住んでいるということを舟の職員の方に教えてもらう。こういうのは教えてもらったから気が付いて、うわっ!小さくてかわいいねえ、とか思うことが出来るのだから中年以降になると他人への会話のハードルがずるずる下がってくるのも捨てたもんじゃないのです。
 睡蓮の花は花弁の縁がエッジ強調されているようでその分花弁の真ん中が透き通っているように見えた。ポップなドロップスのお菓子のような白やピンクや淡い黄色。
 花の端境期だそうだが、それでもいろんな花が咲いていて、平日でほとんど客もなく、舟は往復貸切で、これこそ「夢のような」気分になっている。
 上の写真は睡蓮池の周りのちょっと雑然としたブッシュのような花畑。

 そのあと浜名湖の北へ移動。調べて置いた加茂というウナギの店に行ったら2時間待ちなのであきらめて、急きょまたスマホで調べて、比較的そのときいた場所に近かったというだけで清水屋という店に行ってみた。ここは二十分くらいで席に案内された。濃い目のタレが暑さでばて気味の身体にはいい感じだった。(後日男の週末という本のローカル線特集を立ち読みしていたら天竜浜名湖鉄道のページにこの清水屋が出ていた)

 食事のあと、これもこの旅行の主目的にしていた小堀遠州の庭のある龍潭寺に行く。http://www4.ocn.ne.jp/~ryotanji/annai/teien.html
庭を見ながらぼーっとする。廊下の端に座り、風が気持ち良い。




 どっちかと言えばマイナーな観光地かもしれない浜松あたりだけど、書店といい喫茶店といい花のある公園といい鰻屋もお寺も、みな良かった。なお、泊まったのは舘山寺温泉でした。