午前の過ごし方


前の晩に寝る時間が午前1時を過ぎていようが、まだ夏期休暇前のサラリーマンの平日の、、、なんて言うんでしたっけ?体内時計ってほど大げさではない、暮らしのリズムって程度かな、それが崩されずに維持されていて、遅くとも朝の6時にはちゃんと目が覚める。いや、正しくはサラリーマン暮らしの平日には5時少し前には起きているから、一時間はずれたのかな。このリズムのズレって、もしかしたら若い体力のときは易々とズレることが出来て、だけど無理すればまた戻せる。ずれずに維持する方が、規則正しく健康に思えるが、健康と言うか体力の衰えから来る必然的な結果がもたらしているだけで、見習うべきことでも何でもないのが本当のところだ。即ち寝る体力がないから何時に寝ようが6時には起きていて、寝不足の日にはそのあと、例えば午前10時とか午後2時とかに猛烈な眠気に襲われる。
一昨日は桐生に行き、昨日は所用で平塚に行き散歩をした。今日は何も予定がないが6時に起きた。
起きてから、スマホでニュースを一通りチェックをする。そのあと何をするかは別に決めていないが、今朝はAmazonのページに移った。何か値段を調べたいものがあったのかどうか。Amazonへ移った理由はもう忘れてしまったが、例のごとくアナタへのお薦めが表示されている。今日のところは、なんて書くのは本当はおかしくてちゃんと誰かが開発したアルゴリズムに則ってロジカルに表示されているだけなのだが、そのアルゴリズムを詮索し理解しようなんて思わないから、朝起きて窓を開けて初めて、今日は晴れだとか雨だとかを知り受け入れるように、Amazonのページに出てきたお薦めらしい、今日のところは何故だがアメリカ産を中心としたシンガーソングライター系の、それも私は全く知らないどうやら新進気鋭らしき人たちのアルバムが並んでいるのを、受け入れる。誰一人としてその歌手と言うのかシンガーソングライターの名前を知らないから、表示されているジャケットの写真やデザインを見て、気に入ったものをクリックと言うかタッチする。
「アー・ウィー・ゼア」と題されたシャロン・ヴァン・エッテンと言う名の、多分私の子供たちと同じかもっと若い女性シンガーソングライター のアルバムには、車の窓から顔を出してその長い髪が風に舞っている様子を同じ車の車内から撮ったモノクロ写真が使われている。中身がわからないから結局は店頭でのジャケ写買いと同じく、好みの写真を頼りにしているだけだ。そしてこのblogにもときとして小難しげに写真について考察したことなどをだらだらと書くこともあるわけだが、こう言うときに露呈する自分の写真の好きの基準は、ハイコントラスト気味のモノクロスナップで、乾いているような風で、車などの移動にかかわり、横のワイドで、もしかしたら若さ故の稚拙やあやふやな一方で楽天的であるような場面の典型が漂うような、そんなことに、過ぎないようだ。
Amazonに限らずこのアルバムに関して書かれているコメントや評価を読んでみる。が、実際にお金をかけてこのアルバムを入手した人と言うのは概ね高い評価を与えるわけで、なんとなれば自分が好きなタイプの音楽だと言う確信か確信まで至らずともそれを買うに至る、ほとんどはジャケ写買いよりはずっとましな理由があったわけだから、そう言うコメントを信頼して買っても多くは期待以上にはならずに、まぁこんなもんかなぁ程度で終わることが多い。多いがそれでも繰り返す。
とあるblogにはこのシンガーソングライターはジョニミッチェルを継承するなどと持ち上げている。
試聴もしたが腰を据えて聴くのとは訳が違うので、全然外れてしまうことを回避できる程度だ。
少なくともまだ買わずにでもこのアルバムの紹介ページを保存して、やっと朝食を食べたり薬を飲んだり、昨日撮った写真を見返したり、日常のなんてことはない行動が始まり、意外と時間が早く過ぎるのだった。