午前と午後

茅ヶ崎は海岸線にほぼに平行に、海岸沿いに国道134号線、海岸から、そうだなぁ、1kmか2kmか内陸側にJR東海道線があり、この国道と鉄道の間には同じくなんとなく平行に、いや、地図を見たらそれほど平行ではないのかもしれないが感覚としては平行に、鉄砲通りと桜道と呼ばれるバス通が走っている。
土曜日には自転車に乗って、この桜道や鉄砲通や国道134はなるべく使わず、その間を埋めるように毛細血管のごとく住宅地の中を這っている路地を、袋小路も多いからときにはUターンして戻りながらも、太陽の位置なども見ながら、決してスマホの地図アプリは使わないで、東の方へ漕いでいった。最寄り駅が茅ヶ崎から、隣の藤沢市辻堂のあたりまで来ると、この海岸と平行なバス通りや国道と言う大雑把な地図の把握が崩れる。それでもバス通りは避けながら走っていたら、湘南Tサイトの裏に出たので、スタバでトールサイズのドリップ珈琲を飲みながら、一時間ほど読みかけの本を読み進めた。
そのあと、引地川に沿って海の方へ。C11型蒸気機関車が静態保存してある公園を横切り、海へ。砂浜と海が見渡せるサイクリングコースをしばらく走ってから、今度は辻堂駅の方へと再び街へ戻る。ここからはおおむねバス通りを、左に湘南工科大学、右には人気のトンカツやなどを見ながら北上。午後零時半になったので、寿司の竹はるでランチの握りを食べた。

午後は上野の科学博物館に大英自然史博物館展を見に行く。同行は家族の女性陣。博物館の展示は美術館と違って、多くは展示物の写真を撮ることがOKとなっている。展示物を記録すると言うより、ボケ味を生かしながら展示物を違う見えかたで写す、と言うことをやりたいのかな?あんまりやりたいことをテキストとして認識してないけれど、やってることに自分なりに理屈をつけるとそうなるのかもしれない。でも、こうして理屈を書いても、納得した感じ、腑に落ちた感じが全くしないな。
種の起源の草稿なども飾ってありました。
それにしても、化石から推定した絶滅した鳥や動物、ドードーとかの、最新の研究成果を元に生きて動いている想像動画が流れてるんだけど、そっちの方がインパクトがあって覚えてる、と言うのも、なんだかなぁ。