夜に京都へ移動


 夜、提示後に会社のある最寄り駅から品川へ、品川から新幹線に乗って京都へ移動した。明日は京都の取引先と午後から会議。最近の京都には、数年前にはなかった若干小さめ(?)で比較的安価な、外国人観光客の利用率が高そうな新しいホテルが増えているらしく、ホテル検索サイトで調べると、2017年とか2018年オープンのそういうホテルが何軒も出てくる。今回はNESTというそういう出来立てほやほやのホテルを予約してみた。和風な感じに仕立てている。たぶん外国人観光客が和を感じられるようなコンセプトなのだろう。当然シングルを予約していたが、空きがあったらしく、ツインを提供してもらった(もちろん同料金で)。こういうときって二つあるベッドのどちらか一方で寝るわけですが、ベッドメーキングされたもう一方を使わないのはもちろんのこと「寝転がる」「ちょっと荷物を置く」「椅子がわりに腰かける」なんていうことで「触れて」しまうのもなんだか気が引けるんですね、私の場合。それでも何かの拍子に腰かけてしまう。
 到着後に、夜9時頃、カメラを持って外に出る。烏丸通の街路樹が緑と黄いろと茶色が混じっていて美しい。飲めない私は一人で居酒屋に入ることが出来ないから、吉田類太田和彦のような夜の梯子酒には憧れるがまったく無理。なんだかなぁと思いながらも、ここはここで相当に美味しいですよ、少し歩いてハンバーグラボへ行き、ハンバーグの夕食。ほかに今年初めてかな、牡蠣を鉄板で焼いてもらう。
 夜景スナップと言うことが気楽にできるようになったのが、ここ十数年のカメラの進化の最大の収穫だよな、と思いながら歩く。四条河原町から上がっていき、六曜社地下へ。閉店間際に一杯の珈琲をすする。マスターと女性店員と常連客らしい女性客の三人がなにやら話している。飲み終えてさくっと退場。地上に上がる階段のところにボブディランの顔のあるポスター。映画の宣伝みたい。
 そういえば近々?クィーンの映画が始まるらしいことを思い出した。キラー・クイーンが流行っていた私が高校二年?のころ、同級のS山(S山と書くとまあ大抵は杉山でしょうね。いや城山もあるな佐山もあるか・・・)君の家にたむろしてくだらないこと話しながら過ごしていた場面が浮かぶようになっている。ちょうどたむろしたある日にラジオから流れてきたのかしら、その曲が。
 23時にホテルに戻りました。