早朝に

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 1/31の昼に成田発、同日夕方クアラルンプール着。2/1の23時にクアラルンプール発、2/2の早朝6時半に成田着で短い出張に行ってきました。その短いあいだに、南関東でも少し雪が降り、アジアカップ決勝で日本はオマーンに負けた。

 五年くらい前から使っているだろうか?1インチサイズセンサーの小型コンデジ、いつも持ち歩いているコンデジは、AF枠を顔優先の広範囲自動選択にすると、シャッターを押してから実際に撮影が行われるまでの時間のばらつきが大きい・・・気がする。いまの最新カメラのAFはどれもずいぶん早く正確になったものだが、こいつは、高輝度被写体でおおきくぼけたりもする。その割に、俊敏に動くこともあるから、もちろん定められたアルゴリズムでいろいろな条件別にこのシャッタータイムラグが決まっているのだろうが、なんだか、今日は調子悪いね、とか、おっ元気じゃん、って言うような、その日の調子があるような気がしてしまう。錯覚ですね。なにかを擬人化することの怖さと、楽しさが、そこにある。逆光で露出を+補正していて、AFを広範囲自動選択にしていて、今日、私のコンデジは不調。ずっとシャッターが切れないまま、行き過ぎる「撮りたい光景」に合わせてカメラを動かしていると、こうして「撮りたい光景」は、窓に正対した位置からさらに通り過ぎていくから、窓枠が写ってしまうこともあるのだった。でもそんな偶然が失敗にならずに、写真の面白さを引き出してくれるときもある。ピントだってボケていた方が面白いと感じて、この2008年から書いてきたブログのどこかには、そう言うピンボケ写真も選んだことがあったと思います。

 成田に着陸してから、本来は空を悠々と飛んでいるべき旅客機が、地面にはいつくばうようによたよたと、駐機場に向かって動いている最中、機内ではチーフCAが話している。成田の今朝の気温はマイナス3度で、クアラルンプールとは35℃の気温差があるので、体調に注意しなさいと言っている。クアラルンプールではトートバックの中にずっと入れっぱなしにしてあったカーディガンをスーツの上着の下に着こみ、インナーがダウンのステンカラーコートも着た。さらに、税関通過後にトイレに寄って、ヒートテックタイツも履いたのです。スーツはマレーシアに合わせて夏物にしていたし。

 往路の飛行機のなかで映画「ボヘミアン・ラプソディ」を観ました。よかったですねー。