沖の白波

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飛行機から海を見下ろしている。四国と九州のあいだの豊後水道の海。飛行機がどれくらい上空を飛んでいるのか、たぶん着陸態勢に入っているので、もうだいぶ低空なのだろうが。海面に白く波が見える。白波と言う言葉で合っているのかな。飛行機から白い「点」に見える白波の一つをじっと見ていても、その形や位置が変化していないように見える。そんなはずはないからともう一度じっと見ていると、なんとか動いていることが、今度はわかった。沖に立っている波は、浜辺に押し寄せてくる波と比べて進んでは崩れて消えるということをしない、もしくは、ずっと時間がかかる、のか?それともあまりにも上空から見ているとそう思えてくるのかな?しかも一つ一つの白波がわずかながらも「進んで形を変えて、ときには崩れて消える」、その「進む」方向がてんでんばらばらのようだった。一律左から右とか上から下とかに波が進んでいるわけではない。ここにこうして書いたようなことは、波を見慣れている人からすると「当たり前」であって「なんでそんなことをいちいちここに書くのか?」ってことなのかな。すなわち、方向が一律ではなく、いつまで見ていてもあまり動いたり崩れたりせず、ずっとそこにあるように見えた。というのが私の不思議な感じなのでした。

羽田を離陸した直後には東京湾にたくさんの船が見える。羽田は曇りで豊後水道は晴れていた。曇った東京湾の風景も悪くない感じ。

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