サーファーを眺めたり

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二週連続して土曜日曜月曜の三連休。二度目の三連休の初日。行き先が決まらないままにバスに乗り茅ヶ崎駅へ。ちょっと町の中華屋さんみたいなところで焼き餃子や炒飯を食べたくなる。茅ヶ崎には駅の北口には横浜飯店があり、列が出来ているときも多い。私が茅ヶ崎に引っ越してきた1989年に、もう数年早く茅ヶ崎に住み始めていたEさんから(だったと思う)横浜飯店の肉そばが美味しいと聞いて早速食べに行って、すごく美味しかった。以来三十年か、茅ヶ崎に住んで、横浜飯店の肉そばは美味しい!というのが私のなかの「当たり前」になっているが、その割には行ってないな。いつも列で、そこまでしなくてもいいや、という敬遠の気持ちが働くのですね。結局もう十年くらい行ってないのではないか?南口に、数年前まで「キッチンアオキ」という洋食屋があったのが同じ店主が洋食から中華に鞍替えして「横濱屋」になった。横浜飯店も横濱屋も美味しい上に、とにかく量が多い。ものすごい量なのに、私の癖としてどうしても焼き餃子は食べたい。今日は茅ヶ崎駅までバスで行き、駅でどうしようか逡巡し、茅ヶ崎市美術館で江戸の遊び絵展というのをやっていることを掲示されたポスターで知ったので、どこか電車に乗って移動するのをやめて、横濱屋⇒美術館⇒散歩(海見に行く)とする。横濱屋。カウンター席に滑り込む。入店前には半炒飯に餃子が浮かんでいるが、メニューに半炒飯は見当たらない(頼めば作ってくれそうではあるが)。で迷っているうちに隣の人たちが食べている炒め物?いやあれは、あんかけ肉野菜炒めが載っている麺だろうか?そこから漂う匂いが実に美味しそうに漂ってくる。私は中華麺を食べるとお腹を壊す人なので(・・・たまに大丈夫。店による。ここの中華麺はお腹を壊す、ここは大丈夫、とお腹を壊しつつ把握していかなければならないが、最近は7:3でお腹を壊し、そのときの腹痛が以前にも増して尋常ではない激痛で辛い・・・ので把握行為も滅多なことではやらない)麺は避ける。結局すごいボリュームの中華丼に六個もある焼き餃子を注文する。隣に老夫婦がやって来た。旦那さんは瓶ビール。夫婦で取り分けて、椎茸蕎麦と半ライスと焼き餃子。右側の細い体つきのお姉さん一人はもくもくと麺を完食。私も時間をかけて完食する。美味しいわけですよ。自分で小皿に作った餃子のタレに入れたラー油の量が多すぎたのが反省。この膨れた胃はどうなってしまうのか?その後のはなし。夜になっても空腹にならず延々と胃腸での消化が続けられている様子。(実は翌朝も空腹にならず抜きました)

美術館のあと、予定通り歩いて茅ヶ崎の海を見る。突堤の先端に一脚に超望遠を取り付けたカメラを載せた女性カメラマン(白髪混じりの長い髪の年配のカメラマン)がいてサーファーを撮っている。たしかにサーフィンにふさわしい綺麗で大きな波がときどき入ってくるようだ。ずっと波に乗って来て砂浜近くで波がくずれるときにサーファーも海に落下する。ということの落下のことをなんて言うのかな。沖にパドリングで出ていき、波をとらえてテイクオフして、とかなんとか、何十年前のサーフィンブームのころにサーフィンの用語をもっとみんな知っていて、いまはもう忘れてしまった。

ええと、サーファーがばっちり波に乗っているところも撮りましたが・・・

海辺でしゃがんだりもせずに写真を撮ると一番下の写真のように人の首のところにちょうと水平線が来てしまう。そりゃそうだろう。私は背が低い、とはいえ、まぁだいたいはそうなるよな。それはきっと写真のあるべきお手本構図としては良くないのかもしれない。でもしゃがんだりしませんよ。億劫だもの。これでいいのです。

上の写真は駅近くの小さなバー?スナック?のドアのあたり。蛙の置物と紫の柄の傘が写っている。それだけのこと。意味なんかない。

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