謹賀新年

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朝、6:30頃に目が覚める。しまった!例年通り、茅ヶ崎海岸で初日の出を見ようと思っていたが、もう15分は早く起きないと間に合わなかった!と思ったが、南や東の空は雲があって、どうやら時刻通りに日が昇るところは雲に隠れて見えないだろう、とわかったので、慌てず、再びベッドに寝転がった。

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

8時前に真上から北の空はもう雲が切れて青空が広がって来たので、カメラを持って出かける。茅ヶ崎駅方面に、途中ある第六天神社や神明社厳島神社をのぞきながら散歩する。小さな神社は、それでも年が明けた深夜には参拝客を迎えて焚火を作ったり、みくじを売ったりしていたらしい。テントが作られその下にテーブルが置いてある神社もあったが、私の行った時刻にはどの神社も人がおらず、御籤もお守りもお札も売られてはいなかった。神殿の中には奉納された果物や野菜や餅が並べられている。

歩いているうちに雲の上まで上がって来た太陽からさーっと日が指してきて、街路樹の木蓮のつぼみの毛がきらきらと光った。

海に着くころにはすっかり青空になっている。遅れて上った日の出を見たひとたちが三々五々、海から帰ってくる。やっぱりなんだか出遅れた感じがする。海に着くともうあまり人がいない。徹夜をして遊び、仲間と一緒に海まで初日の出を見に来たグループにはなんだか疲れたな~という感じが漂っている。そんな中に一人か二人はしゃぎ続けている元気な奴がいる。あるいは疲れているけれど道化役を買って出て、一生懸命ふざけているのだろうか。そういう「感じ」が懐かしい。

海を見物して茅ヶ崎駅まで戻り、スタバで珈琲を飲む。また歩いて家に帰る途中に本社宮に立ち寄ってみる。お御籤を引いてみたら大吉だった。年の前半は「枯れ木」のように思えるが、その後いっせいに「花が開く」と書かれている。本社宮では参拝客に、私が行ったときには私のほかに二家族しかいなかったが、参拝客に蜜柑を配っている。二ついただく。小さな蜜柑を左の掌に持って歩く。帰宅して食べたら甘すぎず酸っぱすぎず、さっぱりとした美味しさだった。

今年もよろしくお願いします。