金曜は20時まで

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金曜日は20時まで開館している東京都美術館に「ハマスホイとデンマーク絵画」展を観に行く。

https://artexhibition.jp/denmark2020/

絵画展や写真展を観ると、その帰り道に、ついつい写真を撮りたくなり、ついつい撮ってしまう。そういうときに撮る写真は、その直前に見ていた絵画や写真に、ついつい安易に影響されて、偉大なる画家や写真家の眼差しがいとも簡単に、表面だけそれっぽく憑依してしまうものだろうか。ころっとそれっぽくなってる気がするなぁ。

一月は三冊しか本を読み終わらなかった。三冊目に須賀しのぶ著「革命前夜」を読んだのだが、これが二週間かもっと掛かってしまった。本が面白いとかつまらないとかではなく、読書以外の暮らしのあれこれで、読書をする時間が少なかった。読書をする時間がないほど忙しかった、という意味ではなくて、読書もできたはずなのに、ぼーっとしていたとか考えごとをしていたとか、ついつい居眠りをしていたとか、そういう感じ。

「革命前夜」と言う本は、大学生のころによく読んだ五木寛之の70年代の青春小説、いや、五木寛之のみならず60年代や70年代によく書かれていた、若い人が海外を舞台にあれこれ体験する青春小説の持っていた「感じ」「雰囲気」を思い出して懐かしくなった。

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