目の前に海が広がる駐車場。雨。

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ソール・ライター展を観に行きたいが、新型コロナウイルスを考えると、人の大勢いるところへ行くことに、躊躇する気持ちが働き、昨日の土曜日も今日の日曜日も行けなかった。IMAのウェブサイトに載っている写真展情報を見ると、他にも行ってみたい写真展がたくさんあるのだけれど・・・残念。そのソール・ライターのことを思いながら撮ったわけでは決してないんだけど、帰宅して写真を見ていたら、なんだ雨の日にガラスの向こうの光景を撮ると、ソール・ライターみたいになっちゃうのかね、と思った。

葉山の県営立石駐車場は無料駐車場で目の前が海で、海側に海を向いて車を停めると、運転席に座ったまま、海を見ていることができる。晴れて空気が澄んでいれば海の向こうに富士山だって見える。そんなだから、満車になっていることも多い。今日は9:10に駐車場に到着した。雨なので、駐車場は半分も埋まっていない。最初は70-300mmの望遠レンズをAPS-Cカメラに装着して区切りのはっきりしない水平線を撮った。いったん車に戻り、32mmの標準レンズに切り替えた。フルサイズ換算50mm。それで、同じく水平線を真ん中に海を撮り、それから車の中に戻って、ジャズを聴きながら小説を読み進める。若い女性がラジオ局のパーソナリティをしながら成長していく物語。ときどき車の周りをこうして傘をさした人が通っていく。雨のなか餌を撒いて鳥を呼ぶ人もいる。最初にイソヒヨドリがやってきた。ついでセグロセキレイとスズメがやってきた。最後に鳩が何羽かの群れになってやってきた。もうイソヒヨドリセグロセキレイもスズメもいなくなった。

11時になった。駐車場の隣にあるレストランでなにか食べていこうと思い立つ。雨の日曜日で空いているとたかをくくった感じで行ってみたら、海側の席は予約でいっぱい。四人席に案内されたが、ほかの席も次々とやってくる家族連れやカップルで埋まっていった。海の幸のペスカトーレパスタを食べる。食後にホットコーヒーを飲む。

再び車に戻って、小説の続きを読む。結局、最後まで読み終えてから、雨のなか、帰ってきた。帰路、いつもは渋滞する日曜日の国道134号線相模湾沿いの国道)はがらがらだった。

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