早朝の茅ヶ崎海岸

f:id:misaki-taku:20200517130605j:plain

喫茶「それから」とライブ喫茶/バー「マリー」が一階に入っていたビルは建て替える予定があるのか、その両方ともほぼ同時期に閉店(移転)してしまった。立ち退いたあとの窓の向こうに残っていたバーボン「ジャック・ダニエル」の宣伝兼ねたボードに午前の日差しが射している。窓に貼られたシールはなんだったのだろう。白く残ったシールの跡は綿雲のようだ。閉店してしまった店舗の閉店の理由には、いろんな難しかったり悲しい物語があるのだろう。でも、それを知らぬ存ぜぬの散歩者は、のほほんと、その残された痕跡に、こうしてカメラを向けた。近くの電信柱のてっぺんでカラスが鳴いている。カラスは鴉ではなく烏でもなく、カタカナな感じだ。

例年の五月の日曜日、よく晴れていれば、海岸は大勢の人で賑わっているから、それに比べるとずいぶん人の出は少ない。海風吹いているし、紫外線の下だし、皆マスクをしている。人は、目の前にいるでも、モニターの向こうにいるでもいいけれど、とにかく誰かと会話をして繋がっていたいのはこれはもう生存の条件なんだろう。そういえば先日オキシトシン(幸せホルモン)についてのテレビ番組を見たけれど、声を聞くだけでもそれは分泌されるそうです。なのでズーム会議でもズーム飲み会でも、大事なことらしい。一人暮らしの学生さんや自宅待機している社会人のみなさまが、いつも誰かと繋がっていられるように。でね、浜昼顔の花言葉は「絆」だそうです。

帰宅してからアマゾン・ビデオで「365日のシンプル・ライフ」というフィンランドの映画を観ました。ステイ・ホームで断捨離をしている人が多いらしく、衣類ごみの引き取り業者が、多すぎて処分に困っているなんていうニュースもありました。この映画を観ていると、ほんと、部屋に物がありすぎの私としては断捨離を進めたいな、と思う。

つれづれにどうでもいいことをだらだらと書いています。最近よく聴いているCDは

The Thornsのデビュー盤。気持ちが良いロック。

 

f:id:misaki-taku:20200517130627j:plain

f:id:misaki-taku:20200517130649j:plain

 

Thorns

Thorns

  • アーティスト:Thorns
  • 発売日: 2003/05/20
  • メディア: CD