飛行機が飛んで行く夕方

f:id:misaki-taku:20200606232603j:plain

朝6:30に会社に着いたので、15:00には所定労働時間を終えるのだが、もう一時間ほど仕事をしてから帰ってきた。日が長い。今朝のFM横浜でラジオ・パーソナリティのなんとかさんが、ここのところずっと日の出の時間が変わらなくて4時何分かだと言っていた。27とか29とかだったかな。夏至の前に日の出はちょっと遅くなり、夏至の少し先まで日の入りは遅いまままだ早くならない、のかな?日の入りは遅い方がいいな、ずっと明るい方が断然好きだ。なんか得した気分になる。まだ明るくて、だからまだ遊んでいてもいいんだな、って子供の頃の刷り込みが原因なのかな。

17:30頃からウォーキングをする。上空を飛行機が飛んで行く。微妙にコースが違う。高さも違う。一緒に飛んでくるわけではなく、一機が来て、数分してまた別のが来て、十数分してちょっと南をさらに違う一機が、と言う感じ。上空の通過する位置こそ違うけれど、概ね北西へ向かっていく、でもどこへ行くのかわからない。米軍厚木飛行場の方向でもない。いずれも大きな輸送機。主翼の両側にプロペラを二基づつ抱えているような。アナログLPがCDになったり、フイルムカメラがデジタルカメラになったりするように、プロペラの飛行機は全部ジェット機になっているのかと思いきや、そうでもないですね。セスナみたいなのもプロペラだし。製造コストとか燃料費とか速度とか高さとか飛行距離とかいろんな面でプロペラが必要なケースがあって、住み分けているのかしら。飛行機のことはなにも知らないから、平気でこんなことを書いているけれど、ちょっと詳しい人が読むと「あきれる」ほど無知なんだろうな。

今日の夕方は空気が湿っている。これをガスっているとも言うのだろうが、いかにも水の小さな粒子が空気中にあって日が当たって空間を白く輝かせているように見える。

背の高い青年が一人でスケートボードを練習している。畑のビニールハウスのなかには緑色のトマトの実がたくさん見える。ムクドリが畑の乾いた土をつついている。大きな黒い犬を連れた老夫婦が、別の大きな黒い犬を連れた老夫婦に、やぁやぁと言いながら話しかけている。その横をすり抜けて一層速足で歩いてみる。その声が聞こえたとき、セキレイの声は意外に大きいと思った。