地図みたい

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一日中家にいる日曜日。新型コロナウイルス感染症を抑えようと二回目の緊急事態宣言に基づく行動指針が出されているが、今回は昨年の要請のときほど皆さんが要請に答えないようだ。

午前に再放送の「プロフェッショナル仕事の流儀石川佳純スペシャル」を観てしまった。なぜ「しまった」のかと言うと、当然その番組を観ると石川選手を応援したくなるわけで、そんな状態で午後になって全日本卓球選手権の決勝があって、石川選手と伊藤選手が試合をすることになったのである。伊藤選手には申し訳ないが、ここはどうしても石川選手を応援してしまう。本当は伊藤選手にも、プロフェッショナル仕事の流儀で明かされた石川選手の努力と葛藤と挑戦と挫折のようなことが、同じくあって、それが積み重なっての今日なのだろうけれど。しかも1-3とリードされてからの3セット取り返しての石川の優勝となって(しかも5セット目はジュースの末にセットを取るという・・・)なんというかすごい物語ですね。スポーツではこういうすごい物語に出会えてそれが勇気や努力の象徴になりえるからすごい。

ところで、そういうときの感動の大きさを求めるならば、下馬評の低いお金のないチームを応援すべきです。ときに下馬評を覆す大どんでん返しが起きたときの感動がすごいから(これ湘南ベルマーレのことを言いたいのですけどね(笑))スポーツなんか見ないし、人の出した結果にいちいち翻弄はされないぞ、という気持ちもわかるのだが、自分もそういう風に思うときも(とくにひいきのチームが負けると・・・そしてほとんど負けるのが昨今の湘南ベルマーレなんです)あるのだけれど・・・。でも、すごいなスポーツ!と今日は思う。自分ではなくても、そういうすごい結果を出す人を観ることで、勇気がもらえたり励まされたりするのだから、捨てたもんじゃないな。そんなスポーツイベントの頂点でもある東京オリンピックは今年開かれるのだろうか。例えば、各国選手はワクチンを打ってから、さらに自国出国前の二週間隔離ののち成田でPCR検査をして、そののち選手村入りし、選手村でも個室に閉じこもってもらって料理は配膳。練習は・・・どうしようか・・・。そして、試合の直前に再度の検査をしたのちに陰性を確認。そして無観客の会場で試合を行う。くらいのことをやってでも代表選手たちには競う場をちゃんと提供してあげてほしい。

写真は、昨年の12月だったか、葉山の神奈川県立近代美術館に行ったときに砂浜に落ちていた石ころ。なんか道筋を俯瞰して描いた地図のような模様だと思って拾って、捨てられず、ポケットに入れてきたのです。

今日も靴の箱の中から出てきた2000年頃にコピーをしたCD-Rを何枚か聴いてみる。LPレコードから録音したものを聴いてみる。山本剛トリオのレッド・ガーデニアは最後のTOO SHY TO SAYと言うバラッドが好きだった。今日聞いてもいい曲だった。安田南のサニー。赤とんぼ~フライミートゥーザムーンの流れが懐かしい。スティルス・ヤング・バンドの「太陽の旅路」、ニール・ヤングとスティーブン・スティルスは作る曲調がぜんぜん違うのですがアルバムとしてトータルで収まりがいいのが不思議。

CD-RではなくCDで、ズート・シムスの「ソプラノサックス」とか、アート・ファーマージム・ホールのライブとか、いろいろと掛けてみた一日だった。