川沿いの道

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今日も近所を歩く。近所でも新しい発見がたくさんあるじゃん!と思うことも、もうない。コロナ禍になり、テレワークになり、就業後に歩きはじめた当初は、たくさんあるじゃん!と思っていた。最近はちょっと飽きてしまっている。体を動かさないと健康に悪いよなぁという気持ちだけが歩く意味になりつつある。気分が高揚しない。新しい発見がないなら新しい道筋を試せばいいけれど、結局わかっている範囲で、道を組み合わせて、家を出て家に戻る。このまえテレビで見たヘラクレスカブトムシにGPS発信機をつけて調べた行動範囲内の移動軌跡と、例えばグーグルマップ上に私がウォーキングする道筋を記録した移動軌跡とを並べ、背景の森の地図とか茅ケ崎の地図を消し去ってしまって、移動軌跡の「線画」だけを示すと、似たようなものじゃないかな。でもふと感じることや、見つけることもある。たとえば暗くなるのが少しだけ遅くなったと感じる。ちょっと調べたら12月上旬と比べると日の入り時間はもう40分も遅くなっているのだった。この川沿いには梅の木が植えられている。紅梅が多い。白梅もある。その花が満開になっている木もあった。薄暮のなか立ち止まって花を見上げる。この写真にも右端になんとか見分けられるように写っている赤い橋があるが、川沿いに歩いて行って、この橋の道を橋を渡る方ではなく左に曲がる。しばらく行くとパン屋がある。夕方には売り切れていることが多い食パンがあったので、明日の朝、トーストにして食べようと思い立ち、買う。そうそう、今日は途中でちょっと走ってみた。200歩歩くのとたいして変わらない速さで走る。そこで歩きに戻してしばらく行く。また200歩走ってみる。そんな感じだ。

帰宅して歩きながら撮った約100枚の写真を取り込んだら、なんだか全体にフレアっぽい。レンズを見たら前玉がべとべとに脂っぽく汚れている。もしかしたらアルコールスプレーの飛沫を何度も浴びたのかな。そこでレンズをクロスで拭きました。きれいになりました。

そうか、これはなにかの朗報を待っているような、気分。