テレワーク就業後に自転車を漕いで海まで行ってみる。こんな景色を眺めて数枚写真を撮り、空を見上げる。空には細長く尾を引く白い雲とその横に上限の月が見える。海面はギラギラと輝いている。港の「荒地」のようになっていた場所は新しい駐車場を整備するための工事が進んでいる。広っぱとか原っぱとか荒地とか、使われなくなった貨車がある引き込み線や、廃屋となっている工場やビルや、そういう場所を吹き抜けるつむじ風のようになって、昭和20年代30年代40年代(私の場合昭和30年代後半)の子供たちは走り回っていて、だから私の指や膝にはその頃に転んだりぶつかったりした怪我のあとが残っている。そういう場所がなくなりすべて新しい安全な場所になっていく。今の子供は缶蹴りとか基地ごっことか、難しいんだろうな。三角ベースやオフサイドのない数人のチームでやるサッカーも。しかし、そこは子供なんだから子供らしくまた別の遊び方でいろいろなことを発明したり、覚えていったり、そうしているに違いないんだろう。がんばれよ。
海ではこうして写真を数枚撮って、すぐに帰ってくる。行って帰って45分くらいのものだった。それからまたテレワークの残業相当?パソコンにちょっと向かうのだ。
すると窓から見える屋外がどんどん暗くなってくる。やがて夜が来る。