レコードプレイヤー

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雨。部屋にいて、古い写真を見直す。2004年1月27日に撮った写真だ。EXIFデータを見ると撮った時刻さえわかるだろう。でも前後の写真から東京都大田区のどこかなのだ、と言うことは判るが、それ以上は判らない。写真があるからここにいたのだろうとわかるわけだが、写真を見ても、あぁここ撮ったなぁとか、そういう記憶はまったくないから、自分のHDDにあったので自分で撮った写真だと類推できるというだけだ。そして・・・結局、どこに惹かれて、そこをどう撮るか、というところはこの17年前の写真を見ると、今もなにも変わっていない気もするな。このとき使っていたコンデジは300万画素だった。このブログには2100×1400画素でアップする前の画像データを整え作っているが、長辺のオリジナル画素数がそれより小さいのだった。これは晴れた屋外だからぶれていないけれど、ちょっと暗い室内や夜景はほとんどぜんぶぶれて写っている。だからといって、どれもこれもダメとは思えないところが面白い。

さて、今日は、もう最後に使ってから十年か二十年か、ずっと部屋にあるのに、休眠状態にあったレコードプレイヤーを動かしてみた。まったく、どうしてそういうことをしたのか?きっかけはこれまたよくわからない。きっかけがわからないのにGAROの曲のメロディーが流れたり(昨日日付のブログ記事参照)、レコードプレイヤーを動かしたりしているのだった。ところがいまになってやっと気が付いたのは4年前に捨ててしまったAVアンプにはフォノイコライザーレコード針が拾った微弱信号をアンプして、CD等の他の入力信号並みまで拡大する機能)が搭載されちゃんとアナログLPを聴くことが出来たのに、そのAVアンプは故障して廃棄してしまい、残してあったミニコンポのアンプには、その機能がない。簡単に言えばレコードプレイヤーに対応していないアンプなのだった。トーンアームの水平調整をして、針圧調整もしたのに、結局、レコードをちゃんとした音量で聴くことは出来なかった。

フォノイコライザー内臓のアンプを買おうかと思ったが安価なものでも30000円はするようだ。調べるとフォノイコライザーだけなら数千円で売っていることがわかった。そういうのを買ってちゃんとレコードが聴けるようにしようと思った。

でもレコード盤はほとんど売り払ってしまったし、残っているLPレコードも多くはCDで買い直してあったりする。

それでもなんかちゃんとレコードを鳴らせるようにしたいではないか。そういうもんだ。