リハビリのような鎌倉散歩

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鎌倉。コロナが猛威を振るっていたときも鎌倉へまったく行かなかったわけではないけれど、それでも、コロナ前のようなコースで歩くことはたぶんなかったから、今日は久々にコロナ前な感じで歩いてみた。そんなのはほんの二年前までは普通のことだったのに、なんだかとても新鮮であり、かつ散歩などという自分勝手な一人の行動なのに緊張とは言わないけれど、リラックスしていないのは、それはもはや懐かしさを辿るというのか、長距離恋愛の相手との数か月ぶりのデートというのか、そんな感じに近いのかもしれない。

いつものカフェ・ロンディーノは、コロナ禍で昨年いったん閉店したというニュースも流れたが、手前のエリアのテーブルを取り除いて席数がずいぶん減っていたが、とにもかくにも営業していてうれしい。ポテトサラダの添えられたトーストとコーヒー。いままで通りサイフォンコーヒー。コーヒーもう一杯、お替りをする。

駅周辺を歩く。たらば書房、なにも買わなかったが、本の揃えを見るだけで楽しい。レンバイ、いろいろな種類の葉物野菜。

パタゴニア。ノースフェイスとヘリーヘンセン。アウトドアショップをのぞいてみる。小町通の一本裏の道を十文字さんのギャラリー&カフェあたりまで歩く。ギャラリー&カフェはオープンしておらず引き返す。さて、昼をどうしよう?候補は丸七商店街のなかの定食の店か、山本餃子か・・・。歩いていると、古いビルの二階にある自家製生パスタ麺のル・シャカがちょうど外の道に看板を出している。それで階段を上がり、その店の最初の客になった。小さなビールを添える。

以前はそのあと由比ガ浜通を辿るか、由比ガ浜の海を眺めに行くか。今日のところはそこまで行かずに帰ることにしよう。

写真も試運転という感じで枚数も伸びなかったな。それにしても良き秋の日曜日でした。

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