エデンの東

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写真は立石海岸近くのハンバーガーショップ店内に飾ってあったジェイムス・ディーンの絵です。中学生の頃にテレビで「エデンの東」を見た微かな記憶。物語はなにも覚えてないけれど、列車の車両の屋根の上に上って移動している場面があっただろうか?夜に両方の手を両方のパンツのポケットに突っ込んだまま喧嘩をしているあるいは喧嘩を傍観している場面があっただろうか?(それは別の映画かな)その程度の断片的記憶しかない映画。あの頃は民放各局が曜日を分けて9-11:00に映画を、字幕ではなく日本語版にした洋画を放送していたので、そんなテレビの映画劇場で見たんだろう。中学のクラスで男子に圧倒的人気があったのは大脱走で二週に分けて放送されていた。エデンの東のように(たぶん)生きていくことの葛藤(気持ちの交錯や誤解や和解)を描いた映画より敵味方どっちを応援する?弱者の逆転劇が痛快!の方がわかりやすい年ごろだったのだ。バイクでの逃走のすえ、独房に戻されたスティーブ・マックイーンが、野球のボールを壁に投げている場面と大脱走のテーマソングが被ると条件反射的に鳥肌が立ったり。エデンの東のテーマソングを大学の研究室の友人が好きで、研究室にあった(ロッカーと天井の隙間に置かれていた)ガットギターでそれっぽくつま弾いていたのを思い出す。

オミクロン株という感染力の強い変異ウイルスが発生し、11月12月と平穏だったコロナウイルス状況が一転して、過去最大の感染者数になっている、けれど重症化率や病床使用率や死亡者数は、デルタ株が支配的だった頃よりも安心側にあるようで、さてどのように解釈して行動すれば良いものやら・・・。わたしは高齢者にぎり入るし、基礎疾患?まぁ高血圧と不整脈の薬は服用してるのだからそうなのかな(そんなことでカウントしたら高齢者はほぼ全員基礎疾患持ちな気もしますが)・・・他のもろもろのリスクもあるし・・・テレワークと通勤は半々くらいで仕事をこなしているし(家にこもっていられるわけでもないし)。なので、あまりに感染者が増えたらもうなし崩し的に検査はしない、と言うか出来ないからいいでしょ、って理屈も出始めているようだけれど、若く健康な方々には確率的にそれがリーズナブルなのかもしれないけど、この記事読んだときは初めてリアルな恐怖を感じました。ジェネレーションハラスメント。