撮るものが見つからない

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 昨年の今頃のブログや撮った写真のファイルを見ると、テレワークで仕事をした日にも、就業後に夜の街を5000~10000歩くらい歩くことを心掛けていたようなのだが、今年はダメですね。一回もやってない、とまではいかないけど、ほとんどやらない。テレワークの日の歩数なんか数百歩も行ってない(自室とトイレの往復では一回20歩しかならないし)。

 いつ頃だったろうか、カメラ雑誌、廃刊してしまったアサヒカメラか日本カメラの巻頭グラビアにニューヨーク在住の写真家によるモノクロのきれいなラチチュードの作品が載っていた、それは雨か雪か、荒天続きで外に出られないため、部屋にあったもの(果物とか何かの缶やらチューブやら花やらお菓子とかだったかな・・・)を並べて8×10で撮った作品だった。そんなきれいな作品を見たことを思い出し、では、なにか真似てみようかな、などと思うが、撮りたいものが見つからない。十五年くらい前にコンパクトデジカメを使い始めた頃、コンデジの多くはその頃すでに、すごく近いマクロ撮影が可能だったので、家の中にあったものをあれこれ撮っていた。あの頃は見つかった撮りたいものが今はなくなった・・・のではなく、そういうのを見つけることが出来なくなっているんだろうなあ。

 ウォーキングに行かないから屋外スナップ写真を撮らない、せめて写真を撮ろうと室内で撮ろうにも被写体が見つからない・・・そういう話です。なんだか情けないですねえ。

 そんなわけで先日、大船で撮った写真です。この日、この後ろ姿の方のコートと似た色のセーターをユニクロのセールで買ったなぁ。