氷室椿園

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 茅ケ崎市の氷室椿園の場合、正確には植えられている椿の種類により開花時期は違い、いま沢山花を付けている木もあるものの、総じて3月中から4月上旬にいちばん花が多く咲くようだ。イメージとして、椿は冬という感じ、12月や1月に咲く花という感じがある。今日も写真を撮っていたら、知らないおじさんが「あんまり咲いてないですね」と話しかけてきたので「まだこれからです」と答えると「えっ、終わったのではなく、早いのですか」と絶句していたが、よく見るまでもなくほとんどの木には蕾がたくさんあるのだから、これから咲くのに決まっている。言葉の響きからなのか「黒椿」には人気があるようで、ほかの椿より明確にわかるように「黒椿」と書かれた案内板が立ててある。黒椿はいつも咲くのが最後の方なのだ。花はまだ咲いていなくても、冬に椿を見に行くのは結構好きです。前も書いたと思うけど、常緑樹の椿の肉厚の葉が陽の光を反射して光っているのが好きなのだ。椿油が葉の隅々まで満ちて、艶を保っているのだろうか。

 暖かい日。最高気温は17℃。下着のシャツの上にコットンの長袖のBDシャツを着て、インナーを取っ払うとぺらぺらな感じになるグリーンのマウンテンパーカーを羽織って自転車で茅ケ崎市氷室椿園に行ったのだが、最初、さすがに少し寒いかな・・・と思ったものの、陽だまりはホント暖かくて、その服装で問題なかった。帰り道に茅ヶ崎駅近くの「陽だまり食堂」で昼食を食べる。今日のA定食は油林鶏定食で、Bがキクラゲ卵炒めで、今日の丼は辛いマーボー丼だった。A定食を食べる。暖かくなるとそれだけでほっとして、なんだか自転車を漕ぐスピードも、皆早くなっている感じ。5%増とかかしら。

 花を付けている椿はまだ少なかったけれど、水仙とクロッカスが咲いていました。水仙が好きという人のことを思い出したので、スマホで写真を撮り、鶏の定食が出てくるまでのあいだに、その写真をメール添付で送ってみた。

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