快晴の土曜

 快晴の土曜日。午後3時からはJ1リーグ第33節(最終節が34節)で、我が(笑)湘南ベルマーレはホームでサガン鳥栖と対戦する。ここに勝てればJ1残留の可能性が大きくなるし、負けるとヤバい。今日やることと言えば、その試合をパソコンモニターでダゾン観戦したいということなのだが、それまでは時間があるので、近場で過ごすことにする。朝はそれなりに寒かったが、真昼間には20℃を優に超える気温になった。10時頃、車で湘南平(平塚市と大磯町のあいだの小高い丘の上の公園)に上がってみる。超望遠レンズで大磯の町並みを眺めると、下の写真のように大磯の別荘郡として整備が進んでいる場所に古そうな洋館が見えた。あとから調べると池田斉彬邸で、整備中でまだ公開は先になるらしい。近くには大隈重信吉田茂の別荘もあるから、明治の頃、このあたりは政財界の著名人の別荘街だったのだろう。写真には写っていないが、向こうの海とこの別荘のあいだの森の向こうには西湘バイパスが走っている。明治の頃はそんな高速道路はなかったし、砂浜ももっと広かっただろう。このうっそうとした木々もなかったかもっと若木で低かったかもしれない。すると大磯の別荘街は海に面するように建っていて、晴れた日には、南の窓からはきらきらと海が見えていたのかもしれない。

 上の写真は下の写真を撮った湘南平に行く途中に赤信号で停められたときに助手席の窓の向こうに見えた夏ミカンの木。夏ミカンの果実は、今ごろは緑でこのあと晩秋には黄色くなり、年を越えて、4-6月に食べ頃を迎える。と、いま調べたのだけれど、そうか、ずいぶん長い間かかって食べられるようになるのですねえ。植物にとっては人に収穫されて食べられることが目的ではないから、この青い実があと半年かけて熟すというタイムプログラムに種の保存の効率的な理由があるんだろうな。

 午後3時からは予定通りダゾンでサッカーの試合を観戦。今日は良き結果となり満足できました。