光と影

 ひと月かふた月前のこのブログにも同じようなことを書いたけれど、作られた(建った)ばかりの新築のときから長い時間を隔てて、使われた痕跡が残っている壁やドア。もしかすると夜の写真だとそうは思えないのだろうか、こうして秋冬の斜めの太陽光線が当たる朝には、その言ってしまえば「汚れている」ところが美しいと思う。電線や電信柱の影がたくさんの光と影を織りなしていることもその理由なのだろうか。あるいは、そんな風に感じることは「一般的ではない」のかな。

 昨晩は、ワールドカップサッカーカタール大会の日本とドイツの試合をテレビ観戦した。前々回の大会あたりまでは、試合を見ることにもう夢中だった。興奮して緊張して、点が決まれば思わず声が出ていたかもしれない。負ければ機嫌が悪くなり、勝つと天にも昇るような気持ちになったものだ。それがだんだん熱が低下している。どきどきしない。冷静に見て、勝てば嬉しいし、おーっ!と思うがそれだけのこと、というか当たり前の興奮範囲に収まっている感じです。でも、わからないですね・・・このあとの試合でだんだん昔のように盛り上がるのかもしれないな。午後6時のニュースでNHKの上原アナが、最初はソファーに座って見てたけど最後はテレビの前に立っていたとおっしゃった。そうなんですよね。わたしはドーハの悲劇ジョホールバルの歓喜も、立ってみてた……。昨晩は座ったままだったけど。

 地元なので、ずっとベルマーレを応援しているから、ベルマーレから羽ばたいて行った6番遠藤航選手はとくに注目し応援してしまう。頑張ってください!