レーザー光線銃を備えた未来カー、みたいな・・・

 対抗車線を走って行く車を渋滞で停まっている自分の車の運転席から撮りました。なんか、右へ高速で走って行く自家用車が、むかしのSF漫画に出てきた「流星号」とかなんとかいろんな名前の未来カーがあったと思うけど、そういう車になって、前方にレーザー光線を放っている・・・・みたいでしょう。もちろん違います。でもそんな風に思えてしまう、そんな風に錯覚してしまう、そういう写真って偶然の産物でも面白いし、想像したり妄想したりの起点になりますね。ではこの光線はなんなんだ?秘密です(笑)

 1980年代か90年代くらいに長距離のトラック運転手が自分のトラックに電飾を施こす化粧をして、いまもそういうの流行ってますかね?、あの頃にそういうトラックばかりを撮った写真集を出した方もいらっしゃった。大人になっても、そんな風に自分の車を過度にぴかぴかにして誇らしく思い見せびらかす心境って、少年時代に誰もが持っているそんな気持ちが大人になっても消えないってことを示していたのか?

 スーパーカーブームなんていうのもありましたが、1960年代には少年少女用自転車に変速機が装着され、フラッシャーとかツインライトとか、自転車がぴかぴか電飾・・・いや正しくは電飾ではなく安全運転機能なんだけど、それに乗っていた少年の気分は電飾で着飾ったという嬉しさだった・・・ぴかぴか電飾をするのが流行っていました。もしかすると、同じ世代の人が、成長するにつれて、電飾自転車→スーパーカーへの憧れ→電飾長距離トラック運転手と経歴を経たのかな?

 私はそんなぴかぴかの「セミドロップハンドル」「五段変速」「ツインライトとフラッシャー(方向指示)」「バックミラー」装備の自転車は買ってもらえなかった。それで、実行は出来なかったけど、模型屋へ行き、スイッチや被覆電線や豆電球や電池ボックスを買ってきて、こう配線して、こう着飾れば、だれよりもピカピカ自転車が出来るぞ、と、設計図を描いたりしていました。

 モノクロにするとどうでしょう?