気分によって変わる選択

 今日も在宅勤務で一歩も外に出なかった。夜になりHDDをPCにつなぎ、2014年3月に撮った写真をなんとなくながめていた。この年の今日、3月9日には湘南モノレールの湘南江ノ島駅から少し歩いたところにある常立寺に枝垂れ梅の写真を撮りに行った。そのあと自分が撮った写真を時間に沿って見て行くと、そうそうこういう日があったな・・・と思い出せる。このときは片瀬山という地域の住宅街を適当に歩いたあと、新林公園の丘陵の未舗装の山道を辿り、けっこう上り下りがあってすっかり息があがったのだ。丘陵から平地に降りてきたところにこの梅があったんだろう。梅を見上げて撮ったことはなにも覚えていないが、写真が残っている。そのあとに藤沢駅近くのときどき行くカフェPに行って、早いランチにカレーを食べている。カレーも撮ってあって、こっちは梅と違って、そうそう食べたよなぁ!と思い出せた。

 そんな一日の写真が百数十枚に亘って残っていて、それをずっと眺めたのだが、結局今日選んだ写真はこの、言ってしまえば「ありきたり」の梅の写真でした。写真を選ぶときにどういう気分でいるかによって、その結果は違ってくるんだろうな。こんな「ほっとするような」「やさしく」「きれいな」花の写真を選ぶ今日のわたしは・・・ちょっと疲れているかもしれないな。

 実はもう一枚選んでいた候補が下の写真でした。これはなにを撮ったのか、なにかの商店のショウウインドウを閉店のときには見えないように覆っているシェードなのだろうか?

 こうしてアップしてみると、下の写真の方が威勢がいい。