今日から冬休み。昨日、ヨドバシカメラで70mmから300mmの望遠ズームレンズを購入したので、今朝は早起きして湘南平にでも出かけて、早速使ってみようと思っていたのだが、あまり早く起きることが出来なかった。それで湘南平行きは取りやめる。昼に家族のMとTと三人で茅ヶ崎の通称「鉄砲通り」にある美味しい中華料理店へ行ってみるが、がらりとドアを開けたら「すいません、本日は早じまい」と言われる。それで通称「ラチエン通り」にある蕎麦店へ。昼の時間終了間際だったが最後の客として入店する。茄子の天ぷらのあんかけ蕎麦。
食べ終わり、MとTと別れて、カメラを首からぶら下げて気の向くままに歩く。でもストリートスナップには望遠ズームは向かないから望遠ズームは背中のデイバックに入れてある。首から下げているカメラには標準の50mmのレンズを付けている。
茅ヶ崎から辻堂の湘南工科大学や団地(上の写真)のある辺りに出る。海を見る。辻堂駅に向かっているとちょうどバスが来たので、バスで辻堂駅へ。食パンの店フラフィで食パンを買う。近くのオモテ珈琲で濃い方のブレンドをブラックで飲みながら読書中の本を読む。ペーター・シュタム著「誰もいないホテルで」に収録されている「氷の月」を読んだ。
店を出て、道向かいにある古書店に行こうと思っていたのだがもう店じまいしていた(オモテ珈琲に入ったときには開店していたのに)。
電車に乗って帰る。茅ヶ崎駅ビルラスカの一階の食料品売り場で、サラダを買っていく。サラダをたくさん売っている店でどのサラダにするかを選ぶ、レンコンの素揚げが入っているニュクマムで味を調えられたのにする。200g頼む。
夜、年賀状のための写真のセレクトをするが、決定打がない。いくつか選んでは、眺めて、うなって、決められない。
カメラをぶら下げて散歩をすることが自発的で「好きなこと」だった。今もそうなのだろうか。いつの間にか、そうしなければいけない、と言う束縛のようなことが自己破壊のように芽生えていないか。どう言うところにカメラを向けるのかがずーっと変わっていないような気がする。自分のなかで勝手に被写体のコモディティー化が起きているような。
そういう撮ることの憂鬱も含めて、それがまた写真を撮るってことだって、以前誰かが誰かに言っていたのを思い出した。たぶん明日も明後日も、写真を撮るのだろう。
- 作者: ペーターシュタム,Peter Stamm,松永美穂
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/07/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る