2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

二人展(イラストと写真)の搬入報告

旅先にいるとスマホで撮った写真を扱うのがいちばん楽チンで、そしてスマホで撮るのは概ね記念写真と食べたもの写真になります。街角スナップをスマホで撮るのはけっこう面倒だと思う。数年前に観たスイスの写真集出版社シュタイデルを追ったドキュメンタリ…

秋の穏やかな、いち日

銀杏や楓の葉はまだまだ緑色であっても、きっと盛夏のときの葉を隣に置けば、ずいぶんと濃い緑から薄い色へと淡く変わっているのだろう。桜はもう赤や茶色に葉の色を変えて、すっかり落葉した木もある。京都大学のキャンパスの中を散歩しました。学生や学生…

大阪

聖護院大根豆腐湯葉あんかけ。 1日から始まるイラストと写真の二人展@京都の搬入をかねて、京都に来ています。会期は1日から5日、ですが、会期の前半は関東に戻ってしまうので、在廊は基本、4と5日になります(かつ、知人が来るので不在時間もあります)。 …

伊東豊雄の挑戦 展

10/28土曜日、快晴。初めて豊洲に行きました。目的は芝浦工業大学豊洲校舎で開催中(とは言っても明日29日まで)の「伊東豊雄の挑戦1971-1986」。新しい大学キャンパスは開かれていますね。この階段花壇の上の広場は子供たちの遊び場になっていました。花も…

十三夜の東の空

午後4:50。東の空の雲に西に沈もうとしている夕日が当たり、オレンジ色に染まっていました。それにしてもこの雲、まるで夏のよう。月は十三夜。2023年の十三夜は今日、この写真の月ですね。十五夜から約一か月後の十三夜は十五夜についで美しいと言われ、栗…

慣れ親しんだ日本橋

言わずと知れた日本橋です。本当は日本橋の麒麟の像のある欄干を真正面にシンメトリーで撮ろうと思っていたのですが、そう写る撮影位置が工事中だったので立つことが出来ず、ずれた位置から撮ったのでこんな構図になりました。意外にこれも悪くない・・・か…

高架下の飲食街

先日、新橋から有楽町まで、JR東日本の東海道線や京浜東北線や山手線の線路の高架に沿って歩いていたら、以前は古めかしい高架下通路があった場所が、ずいぶんきれいに整備されていろんな飲食店やショップが入っているのに気が付いたから歩いてみました。そ…

ホンマタカシの展示

東京都写真美術館でホンマタカシの展示がはじまっています。二週間くらい前だろうか、早速、行ってきました。大型プリントで展示されているのは、ビルなどの一室をピンホールカメラの暗箱に見立て、光を取り込んで印画紙?フイルム?に固定された光の痕跡。…

海にいる男 写真展の案内

昨日の写真は2017年の秋の海に向かって座っている一人の男、そして、上の写真は昨日、秋の海に向かって立っている一人の男。いつ海に行っても、そういう男がいる。多くはいないけれど、一人もいないときも、ないかもしれない。それぞれは他人だけど、それぞ…

そう伝えたかった

2017年の11月23日、私は、今もそう、その頃もそう、もっと以前もずっとそうだったように、カメラを持って歩いていた。この日は茅ケ崎の海岸を歩いていた。この通り、写真に証拠が残っている、写真が残っていなければ、なにも憶えていないはずの6年前晩秋の日…

秋の公園

秋の午後3時、公園に一人の男がひとり、ふたり、私も入れればさんにん。良く晴れているけれど、とても穏やかだけれど、心のどこかに淋しさがある。写真はある現在だった瞬間を画像に留めて、その場所もそれ以外の世界にも新しい時間が流れて刻刻と「撮ったそ…

並走する国鉄カラー

先日のホームライナーの写真に続き、鉄道写真(笑)それも下手くそな(笑)(笑) 先日、がん検診を受けるために都内の某病院へ行きました(会社の補助付きで検診が受けられる医療機関のひとつを都内から選択)。胃カメラ検査と内臓CT。そのために朝の電車…

レンタルトランクルーム

最近レンタルトランクルームやレンタル倉庫を見かけることが多くなりました。たとえば古本屋さんが、店に並びきれない古本の在庫ストックをこういう倉庫に入れておいて、定期的に店に補充をしていくというような場合や、趣味で使う大きなもの・・・なんだろ…

秋の好日が春より寂しい件

朝の8:00少し前、新宿駅南口近くです。 10月の平日の朝。秋の快晴の朝。この写真を撮った10/13東京は最高気温が22℃最低気温が17℃。同じ気温で同じ湿度の心地のよい晴れた一日が4月中旬にあったとして、なんとなれば、平均的に最高気温が20-24℃くらいでから…

私写真としてのホームライナー

2009年に撮った写真を例によって見返していたら、大宮駅で撮ったこんな写真を見つけました。14年前ですか、このときに10歳だった子供はいまや24歳で、そうか、今年あたり入社してきた院卒新入社員は・・・私がこの写真を撮った14年前なんか、私のこの年齢に…

ピッツァ

家の近くにピッツァの店が新規オープンしました。一週間ほどまえの雨の休日の昼に、ひとり、傘さして行ってみた。その日はまだオープンセールでちょっと今後の定価より安価にいただけました。頼んだのは野菜のピッツァで、なんとか言う名前が付いていました…

海を見渡す

昼過ぎまで大雨が降っていた日曜日。深夜に目覚めてしまい、どうにも眠れず、読みかけの本を読み進めたが、物語はずっと緊迫した色合いではらはらさせられ、ちょっと期待している優しい感じとは程遠い。それでも緊迫してるからページを繰るスピードはそれな…

隣の写真

以前、この上の写真のひとつ前かひとつ後に撮った写真を載せたものを再度載せるのが下の写真です。下の写真は、上の真ん中で写真を撮ってい後ろ姿の方の被写体になっている女性が右側の座っている女性の影に隠れたのか写っていない。そして真ん中の人ももう…

空を映すビル

もう竣工後7年も経っているのに、こんなすごい外観をしたビルにずっと気が付かなかった。銀座の東急プラザ、日建設計、デザインコンセプトは江戸切子ガラスとのこと。先日10/7の土曜は青空に白い雲が流れる秋らしい、気持ちの良い日だった。その青空を壁面に…

私的な記憶の作り方

神奈川県中郡大磯町の漁港および砂を運ぶ船の船着き場の付近には休日を釣りをして過ごす人たちが集まっている。それが、見ている限り、のんびりと、釣果を上げることに夢中になるわけでもなく、月曜からの仕事に備え、金曜までのストレスを忘れるために、こ…

ランタンのようなビル

銀座のエルメスのビルは写真のようにガラスのキューブが煉瓦のように積まれた外観で、夜になると店内の光が内部で発光して、ビル全体がランタンのように見える、と聞いたことがあるので、いちどそうなっているビルを見てみたいのだが、なかなかそういう時刻…

昼下がりに海へ

写真は鎌倉の七里ヶ浜駐車場です。昨日のブログの前半に80年代のオートバイでのツーリングの思い出話を書いて、後半はがらりと変わって豊悦の藤枝梅安を観たことから、単身赴任生活をしていたころの一人の食事の、これも思い出話を書いたわけですが、まった…

豊悦の梅安

1980年代には250cc排気量のオートバイに乗って、仲間と泊りがけのツーリングに行ったりもしたし、一時期は通勤にもバイクを使っていた。あの頃は、春や秋のオートバイを運転していてとても気持ちの良い季節になると、道路にはたくさんのオートバイが行き交っ…

まだ使っていない

三週間ほど前に西大井というはじめての町を友人と二人で歩いていたときに、ambos coffeeというギャラリーカフェがあったので、入って見たら爪楊枝の展示をやっていました。残り数枚になっていた36枚撮りフイルムを撮り切りたかったこともあり、展示された楊…

保護色のような夏みかん

夏みかんが黄色く色づけば、それは目に付いて、きれいだなとかかわいいななどと思わされる。夏みかんはもうこんなにまん丸く大きく生っているのですね、だけど緑色だから葉と一緒の保護色のようになっている。いちど気が付くと、ずいぶんたくさん見つかる。 …

時の過ぎゆくままに

神奈川県中郡大磯町にある国道沿いの有名な鰻屋さん。吉田茂も通ったとか。あるいは開高健のエッセイにも書かれていたような・・・気がする。価格がだいぶ高いのはさておき、わたしも何十年も生きてきたなかで三回か四回、一番最近はそれでももう15年くらい…

忘れるから楽しめる

今年の2月末・・・というと、7ケ月くらい前かな、初春、横浜の臨港パークをフイルムカメラをぶら下げて歩いていたときに撮った写真です。階段の先、中心にシルエットになって写った男性が歩いて行くのを見つけて、早く撮ろう!と思ったのをなんとなく覚えて…

少し前でも遥かむかし

先週の今頃はまだ最高気温が30℃を越え、少し歩くと汗が流れて、気温だけを取り出せば真夏と大差なかった。そんななかでも、夕方のちょっとしたそよ風や、盛んに鳴いているコオロギや、日が短くなった西の空に現れる夕焼けを見ることで、なんとか秋を感じてい…

白萩が咲いていた藤村邸

年に二回か三回、神奈川県中郡大磯町にある旧島崎藤村邸を見学に行きます。小さな庭と木造平屋の懐かしい感じの家屋。小さい庭でも、そこにある植物が季節ごとに変化していて面白い。こういうの「四季折々の顔を見せる」って書くのですね、きっと。書かない…

やれやれのインバウンド

9/30の土曜に七里ガ浜駐車場から西の方にレンズを向けて撮った写真です。このブログをずっと見て来てくださった方にはお気付きの方も多いと思うのですが、こういう広い場所に、人が小さく大勢散らばっている光景の写真を今までもたくさんアップしてきました…