物語の分岐点

昨日のこのブログに「偶然に運ばれる」ようなことについて書きましたが、しかし、これは「必然的に発生する意味の或る偶然に運ばれる」かもしれず、もっと簡単に言うと「必然に運ばれる」ということかもしれないですね。ブックコメ欄にUさんから「運命的な偶…

どこかから運ばれていまここに

まぁなんか、ざらざらした質の紙の向こうに電球が置いてあるようにも見えますね。月です、薄い雲の向こうに満月にもう少しの月がありました。トンネルや洞窟や井戸の奥から、光の入って来る方向を見ているようだとこれはそのときの空を見ていて、ではなく、…

無題

工事中の仮設の?歩道橋は真夜中でも煌々と光って道筋を示してくれています。むかしパリに行ったとき地下鉄のドアが開いたら車中でギターを弾いて歌を歌っている青年がいました。「天国への階段」を歌っていた。あのとき彼の歌を正面で聞けずに、無視するよ…

西の空の積乱雲

午後4時頃に茅ケ崎市から平塚市へと相模川を車で渡った。国道一号線の橋からは真正面に積乱雲が立ち上がっていた。渋滞の車の列は動いたり停まったりしていた。歩行者と自転車用の歩道を向こうへ走っていく自転車がシルエットになるまで数秒待ってからシャッ…

誰かの痕跡マニア

最近このブログには昨日のことを今日書いていることが多いです。昨日、8/7日曜日、午前のうちは曇りがちで昨日からの延長で涼しかったが、午後になり気温があがり、湿度も高くなり、一気ににっぽんの夏が戻って来た。夕方、カメラを首にぶらさげて近所の畑の…

実家の庭に向日葵が咲いていた

車で20分で、隣の市にある実家に行ける。私が15歳のときに父が知り合いの工務店に依頼して建てたその家に私は18歳まで住んだ。たったの3年。そのあと大学時代に名古屋に下宿し、就職して横浜の田園都市線沿線の当時は狸の出るド田舎だった緑区の寮に住んで、…

夜のホーム

昨日の金曜、朝早くいつも通り自家用車で都内の会社に向けて出発したが、最初の高速の出口あたりで減速中、車が小刻みに振動して、なんか変だなぁと思っていたら目の前でエンジン警告灯が点灯した。とりあえず家に引き返して車を駐車場に入れてから、バスと…

アメリカの鱒釣りを再読

R・ブローティガンの「アメリカの鱒釣り」を久しぶりに再読した。これはアメリカにおける鱒釣りの指南書なんかではないです。あるいは釣りエッセイでもない。かなり短いものがあれば、それに比べるとちょっとは長い47の短編で構成されている本だ。鱒釣りをし…

工場のラインに戻ったようだった

ここは国道一号線、東海道の横浜市戸塚区原宿の交差点の地下道。原宿と言っても、竹下通のある都内の原宿じゃない。赤いメルセデスがいまトンネルの屋根の下から明るい日なたの領域に進んだところだ。次に止まっている車列が動き出せば、私の「蟹みそ色」のM…

燃える夏の陽

一直線に伸びる国道の向こうの方を走る車や、歩いている人がゆらゆらと陽炎で揺らいでいる。それは空気がゆらゆらと立ち昇っていくのが理由だろうけれど、なんだか車も歩いている人も、本当に溶けて崩れてしまうように錯覚する。すると、今度は自分自身が溶…

山の上で何かが光っている

二日前の土曜日の8時頃、湘南平に上がって、広く相模湾を眺めては写真を撮っていたときに、遠くの山の上にこの写真の光を見つけた。ここから湘南平に向けて人工的に光線を放ち、真夏の快晴の日にこれだけの光量を湘南平まで届けるのは不可能だろう。ところ…

建物の影に一列になり踏切が開くのを待っている

もう10年くらい前だろう。金曜日に大阪あたりに出張があって、そのまま一泊して土曜に京都へ寄ったのだったか・・・朝、二条城あたりの古くからやっている喫茶店でモーニングセットを食べてから、夏季特別公開の歴史的建造物で幕末の志士たちも使った料亭だ…

木陰のベンチ

昨日のブログにも書いた場所、湘南平にある大きな木。向こう側はもう海が眼下に広く見渡せて、だから、ほかの木が背景に重なって見えず、この木の全体の姿がよくわかる。上の写真でも右の方には微かに海の水色が見えている。この写真の一コマ前にはこれより2…

言葉にならない気持ちの発芽

神奈川県の相模湾に面した平塚市と中郡大磯町の境界あたりにある丘陵の上の湘南平と呼ばれる公園から南を見れば太平洋が広く、北を見れば新幹線が白い一本の直線となって行き交う相模平野の田園地帯と住宅地が入り混じった街が見渡せる。平野の向こうには大…

ほそまい雲

2013年7月に撮った鎌倉駅西口。明るく白い曇り。いまとあまり変わってないと思ったが、実は変わっているのかもしれない。そこで、グーグルストリートビューを見たら、ほとんど変わってないですね、やはり。 7/25のこのブログに雲の写真を載せた。 アレック・…

一人で夏の公園で読む本

今日も在宅勤務。外に出たのはすぐ近くのコンビニエンスストアに一度行っただけです。良くないな・・・。 というわけで写真は2013.07.21.の代々木公園でのスナップです。今日は写真を撮らなかったから。 真夏に一人でこんな風に噴水のある公園の水辺に来て日…

9年前の7月

2013.7.20.に私は鎌倉を散歩、というより猛暑のなかそれでも写真を撮るんだ、という気持ちを「それなりに」持ちながら一生懸命に歩き回っていた。その日に撮った写真を見ていても、意外と暑さや辛さは思い出さないが、たしかにこの光景に向けてシャッターを…

(早くも)晩夏にはソプラノサックス

赤信号で停まり、運転席から右前にこのマンションが見えた。すぐ前に停まった大型トラックが荷物を入れる直方体のアルミのボックス(荷物室)の下に、1mおきくらいの間隔で青っぽいライトを点灯していて、その光のせいでマンションが青ざめて浮き上がった。…

アレック・ソスの「(天使の写真を持つ)ボニー」を観てから空を見上げたら

昨日葉山の美術館で見たアレックス・ソス展の最初のコーナー、SLEEPING BY THE MISSISSIPPIの展示作品のなかにBonnie(with a photograph of an Angel),Port Gibson,Mississippiという写真があった。そこには年配女性ボニーが額に入れられた写真を持って写っ…

海が泡立つような南風が吹く日にアレック・ソス展に行った

写真は午後3時頃の茅ケ崎の海水浴場より西側、相模川河口近くの砂浜消失防止のため?に大きな石が組まれ、この写真のもっと右側にはどこかから持ってきた、流出した砂を補填する為だと思いますが、土が積まれていて、まぁ砂浜を維持するために自然と格闘して…

コーヒースタンドでの会話

コーヒースタンドでサーファーの若い助産婦に会った。助産婦はスマホで月の満ち欠けのカレンダーをチェックして、わぁ来週は忙しくなるなぁ、と言った。来週の金曜日が新月だった。 それを聞いていた私ともうひとりの年配の女性客が、ちょっと驚いた。月の満…

もうちょっとだけ

真夏の朝で、まだ暗かったから、早朝4時台のことだったろう。家(この家とは平塚市の実家です)から歩いて5分、湾の砂浜と防砂林をはさんで平行に東西に伸びている海沿いの国道にもほとんど走って来る車はなく、国道を渡りさえすれば、あとは防砂林を抜ける…

十年前の祇園祭 拓郎のこと

十年前の七月の写真を見直していた。理由はこのブログに載せたい最近作がちょっと枯渇気味なので、古い写真ストックになにかないかを探しに行ったのです。そうしたら祇園祭の写真が出て来た。 暑い日でしたね、屋台がずらっと並んだ通りは、どこだったんだろ…

真夏には窓を開けて

住んでいる茅ケ崎市は、サザン・オールスターズや加山雄三の出身地(なのかな?)ってことでなにかイメージが出来上がっていて、よく「いいとこ住んでるねえ」とか「おしゃれだねえ」とか言われるけれど、東京からおよそ1時間の通勤圏の端っこの地方小都市…

殺風景がいい

今日は副反応で37°を越える熱が出ていました。だいぶ治りましたが。テレワークは午前の会議だけ出席し、午後は休みをもらいごろごろしていました。そんなわけで、ってどんなわけだか・・・以下は100%の創作小話です。上の写真を昨日電車の車窓から撮った。…

サヨナラとコンニチハが溢れる場所(を取り戻したい)

3連休の三日目の月曜日。一昨日土曜に、昨今の新型コロナウイルス感染症陽性者の急増に勘案して、急遽(自分の気分として「急遽」なのです)、四回目の接種を受けることにして、地元自治体だと直近は予約一杯ですぐには接種出来ないようだったため、1~3回…

烏の教え

今日は、アメリカの鱒釣りTシャツを着た。アメリカの鱒釣りを書いたRブローティガンがノートに描いた鱒の絵と短い言葉(英語)が印刷されている。鱒の絵と言ってよいのかな、たんなる一筆書きの、無限の記号(∞)の丸の片方を大きくして先をとがらせ、小さ…

同じ街でも個々の違う街

雨は今日も降り続く。乗っている東海道線(東京~熱海)の下り電車が横浜駅に停車しようと減速した。並走する京浜急行の赤い電車は誰も乗せていない回送電車だ。私はこの写真の右方向へと走りもうすぐ停まる電車に乗っている。写真を撮ったときに赤い電車が…

強い雨、続く

金曜日。雨降り続く。今年はずいぶん早く梅雨が開けたれど、結局、梅雨の末期のような雨が続く日々がやってきた。毎年のようにどこかで土砂崩れや洪水の被害が出ている。今年はなにも起きませんように・・・。 今日は北関東U市に出張。午後、東北新幹線で東…

白い男性用日傘

写真はこのブログの6/26に使った写真と同じときの別カットですが、トタンの影が綺麗だなと、見直していて気が付いたので選びました。綺麗という単語で良いのだろうか。強い日差しの中で、街に濃い影がごちゃごちゃとたくさんあるのは夏らしいと思う。 男性用…