2021-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

12/30。突然の暖かな一日。昼にモスバーガーを食べたあとに、墓参に行くために国道一号線を西へ。二車線のあいだ順調に流れるが、平塚市から大磯町に入る金目川の橋を渡り一車線になると途端に渋滞がはじまった。空いていれば30分程の工程を2時間弱かけて行…

祐天寺

大学を卒業して入社したメーカー(いまもそのメーカーのサラリーマンです)で、某精密機械製品の機構設計者として図面を描くことが社会人のキャリアスタートだった。同じ機械学科卒の新人は、たとえば全社で50人いて、それがいくつかの事業部に振り分けられ…

冬のサーファー

新しく中古で買ったズームレンズ、と言うのはなにか癖のあるレトロレンズでも高価な大口径単焦点でもなくて、いわゆるカメラとキットを組まれる便利ズームと呼ばれている類のもの。APS-Cセンサーサイズのミラーレスカメラ用。フルフレームサイズのミラーレス…

雨に濡れる

中山七里著「護られなかった者たちへ」を数日掛けて読んできて、ミステリー小説っていうのは最後に近くなると、読者に明かされていない、掛けられたままの謎を知りたくなるようになっているから、残りページ数と物語の進行具合からなんとなく定まってくる「…

些細な違和感

写真は二週間くらい前のものです。 天気予報が週末から日本列島は数年に一度の寒気に覆われ、ものすごく寒くなるでしょう、と盛んに伝えている、今日の金曜日はクリスマス・イブ。近隣のローソンに立ち寄ったら、いつもはサラダなどが置いてある棚がケーキの…

銀座を歩いた日

昨日は南関東も一日雨が降っていた。今日の南関東は晴れているが、山間部や日本海側は大雪が降っているそうだ。寒気も来ているらしくとても寒い土曜日。そして陽射しが作るコントラストがとても強い澄んだ空気の日。銀座の歩行者天国を撮りながら歩く。50年…

思うこと

1:過去のいつか、冬で、曇りで、日曜で、あっという間にもう午後で、それでなにか食べるために、殺風景な町に出て、歩いて行ける範囲の「行きつけと言うほどでもないけれどたまに行く」中華料理屋に、平日の通勤通学のときよりはずっと遅い速度で歩いて行…

SOMEDAY

京浜急行の、八丁畷、鶴見市場、京急鶴見、花月総持寺、のあたりの国道15号線とそれと平行に進むように、でも国道ではなく住宅街や旧東海道を歩いてみる。途中で暑くなり、ダウンジャンパーを脱ぎ、セーターも脱いだ。昨日のブログに載せた横浜美術館あたり…

横浜

横浜美術館は改装中。美術館前の霧状の水が噴き出る広場では子供たちが走り回っていました。暖かい日。ロックバンド、ザ・スミスが解散した1987年の日(正確には解散の翌日?)のアメリカはデンバーの町のスミス大好き青少年・少女(少数派)の一日を描いた…

もう散る寸前

楓が赤く色づいていた。逆光で見上げると葉は赤く光ってきれいに見える。順光の方から見ると葉はその先端部がすでに乾燥して薄茶色に色が変わっている。赤も順光側からだと真紅というより臙脂色に見える。もう数日すれば葉はすべて散るのだろう。 葉を落とす…

コーヒー

横浜駅から桜木町まで歩く。遊歩道に面したTSUTAYA書店の窓際はスターバックスのカウンター席になっていて日曜の午前の時間、コーヒーやその他の美味しい飲み物を飲みながら読書をしたり勉強をしたり、その他、それぞれの時間を過ごしている。 下の写真はmin…

38試合目

写真は12/1の夜に撮ったものです。 さて、12/4土曜日は今年のJ1リーグの最終節、第38節だった。2歳から平塚に住んで、いまは茅ケ崎に住んでいる私は、1994年に当時のベルマーレ平塚がJ1に昇格したときからずっと応援しているから、今日の最終節で湘南が引き…

ブレーキランプ

朝6時、大雨。だが、7時過ぎにはやみ、すぐに快晴の青空に変わって行った。在宅勤務を終えて、夕方。今日は日暮れがいちばん早い日だと、テレビのニュースが伝えている。在宅勤務は意識的に外に出ないと、ほとんど運動をせずに終わる。電車通勤していれば自…

夜になり雨

夜、会社帰りの環状八号線。CIBIEビルの前の信号が赤になる。 第三京浜道路、横浜新道と走っていくうちにやがて雨が降り始める。下の写真のように雨に濡れた電線が白く光っている。 写真を撮りたくなる動機ってなんだろう。上の写真はCIBIEの黄色いネオンサ…

散歩

11月最後の土曜日、茅ケ崎市内を散歩。高砂緑地の池の脇の楓はだいぶ赤く色づく。あと数日で真っ赤になるのだろう。スペシャリテイーコーヒーのスタンドでコロンビアを飲む。最初はすっと飲める味だが飲み込んだあとに苦みが残るが、飲み進むうちに酸味が立…

小学生の頃の夏休みには、毎日お昼寝することという決まりがあり、それは低学年だけのことだったろうけれど、例えば午後1時~3時とかが「推奨」されていて、律儀に守らなければいけないと思っていたので、珍しい蝉(珍しくないのはアブラとニイニイ)がその…

日の丸構図、見立てること、その他

午前、逆光のなか、帰路のフライト。掌のなかに収まるサイズの電子単眼鏡、一応、見えている場面を写真にも残せる機能付き、というので400mm相当の望遠画角で写真を撮ってみる。飛行機の窓ガラスは多層構造で曲率もあり、そのせいだろう、随分レトロな感じ…

雨雲の上を飛ぶ

新型コロナウイルスによる感染の勢いが日本ではだいぶ落ち着いている。航空機による移動をして宿泊する国内出張は二年ぶりくらいだ。日本列島はずっと好天が続いていたが、今日に限って荒天となっている。私はやはり雨男・・・ですね、相変わらず。飛行機は…

ポーラ美術館 / 牡蠣カレー

朝、急に決めて、家を8:00前に出て、自家用車で箱根のポーラ美術館に行く。ロニ・ホーン展。上の写真はガラスの鋳物で周りはすりガラス状だけれど表面はまるで「鏡のようになった水面のようなガラス表面」だ。単に「鏡のようなガラス表面」ではなくて深みが…

土曜の午前

土曜日の午前、隣の駅近くの知らない路地を(予約した映画のはじまる時刻までのあいだ)一回り歩いてみると、ありふれた住宅街が現れて、でも本当はこれを「ありふれた」と思うのは記憶とか価値観(というか自分のなかに出来上がっている定型)と参照してい…

午後四時過ぎて

日曜日、快晴。午前からずっと午後三時半ころまで自室でパソコンの前に座り、あれこれ写真データを作っていた。写真同人ニセアカシアの次号、すなわち9号のための習作なども作ってみた。習作のタイトルは「芒として」。そういう気分なのだった。その後、自…

秋も後半

秋が9月から11月だとすると、もう秋はバトンを渡す姿勢になり冬が助走を始めているのだろう。電車の車窓から撮った夜景にカーヴを曲がる車の写った写真を眺めていたら、急にそんなことを「秋がもうすぐ終わるな」ということを思った。土曜日。東京都写真美術…

ジャズ

会社帰りの車の運転中に、今日は2000年頃に発売された、いや2005年頃だったかな、大坂昌彦(ジャズドラマー)のアルバム「クロス・フェイド」を聴いた。 子供の頃、映画やドラマを見た直後には感情移入した登場人物になりきることがあった。私の場合、子供と…

いつどこで撮ったのか

一年くらい前に撮った写真を見返していて、ちょっと面白そうな写真を新たに作ったフォルダーに集めて、ちょっとフォトショで傾き調整などやって保存し、オリジナルを消してしまった。オリジナルには撮影年月日がメタデータとしてくっついているけれど加工後…

なにしてるんだろう

この子はなにしてるんだろう?最近100-400mmの望遠ズームレンズを買ったので、それを使ってみた。海のはるか沖のヨットや水平線の雲などをその望遠で撮っていたら、近くにいた少年が長い棒きれを手にして砂を掘るかなにかはじめたが、すぐにやめてこの坂を…

写真展巡る

東銀座のキヤノンのギャラリーで喰田佳南子「new breath」、恵比寿の東京都写真美術館で「日本の新進作家18記憶は地に沁み、風を越え」、恵比寿のMA2ギャラリーで「藤井保 瀧本幹也 往復書簡 その先へ」、同じく恵比寿の@komagalleryでフジモリメグミ「arou…

大井町あたりを

文化の日。大森、大井町、蒲田、あたりを気まぐれに歩いてみる。歩いていると汗をかき、着ていた白いカーディガンを脱いでデイバックにしまった。写真を撮るけれど、新しい発見をしてワクワクして撮っているのだろうか?そういえば、十年くらい前だろうか、…

新橋

昨日に引き続き、今度は会社を定年で退職されたメンバーのコロナ禍で出来なかった送別会を四人に絞って夕方からとある街の焼き鳥屋で。その前の昼間に新橋から銀座や京橋や東京八重洲あたりを歩く。T3フォトフェス東京・・・?名前がはっきりわかりませんが…

代々木上原の夜に

私も同人に加えていただいている写真同人ニセアカシアの一年半ぶりくらいの会合を代々木上原の居酒屋で。同人五名のうち三名が参加。五種お造り、その居酒屋の名物のアジフライ、等々。ほぼ下戸に近いわたしは、二時間かけて、栃木の仙禽を一合だけ、やっと…

無題

赤信号で隣に停まった車です。それだけのこと。 写真がすっかりデジタル化したのちに、それによって撮れるようになった、あるいはいままでより簡単に撮れるようになったゆえにフットワーク軽くたくさん記録された写真の中から、歴史に残る名作って生まれたの…