2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

青い夜

使っていたデジタルカメラの画素数が300万画素、500万画素、700万画素、1500万画素、2400万画素・・・と買い替えるたびに画素数が増えてきた。買い替えるたびに「えっ、思ったよりずっと良くなって、スゲー」と思ったもので、買い替えるまではこれで十分と思…

チキンカツ定食 900円

先日、横浜を歩いていて、午前10:30頃だったろうか、早くもオープンしている町の昔からずっとあったように思える洋食屋さんに気が付いたので、少し逡巡しつつも、思い切ってドアを押してみた。ランチは、ポーク生姜焼き、ビーフクリームコロッケ、メンチカ…

ドーナッツを買っていた秋

今度は10年前の写真から拾い出しました。店に貼られた写真のモデルがドーナッツを食べているから、この店はミスタードーナッツなのだろうか?ファッションや広告に詳しい方なら、この写真を見て、今ではないな、十年くらい前の感じだな、と判るんだろうか?…

13年前の読書

13年前の11月の写真を見ていたら、自分が電車の中で本を読んでいる、その自分の手元を写真に撮ってあった。自分はいまこうして本を読んでいるのに、それなのにその自分の様子を、写真に撮っておこうと思う気持ちはどうして起きるのか?写真を撮るとき、自分…

次の時間に

例えば、誰かが目の前にいて、最近はどう?と聞いたら、どうって・・・べつに、相変わらずカメラを持って散歩していますよ、と言うのだろうか。古い日本映画だけれど若手落語家の青春の日々を描いた森田芳光監督の「の・ようなもの」のなかで落語家の師匠が…

秋深まる

11月も下旬となり、ずっと残暑というより夏が終わりを知らぬかのように10月おわりまで続いた「名目上の秋」も、11月の中旬と下旬だけは、秋になった感が戻り、いまや「とくに紅葉の名所でもないけど街路樹が黄色や茶色や臙脂色に色づき」「日が暮れるのが早…

落ち葉焚き ラジオのこと

たき火という童謡の歌詞では垣根の曲がり角で落ち葉を焚いている。私が10歳以下の子どもの頃はだいたい1960年代、その頃には、この歌詞の通り、近所では秋になると集めた落ち葉を焚くための焚火の煙がゆらゆらと立ち上るのは当たり前にあった。ときには父が…

小春日和の散歩

横浜は坂が多くて、坂が多いということは、低い土地と高い土地が複雑に絡み合っている。写真を撮ったこの場所はJR石川町から坂を上がったところにあるイタリア山公園。その敷地内にこんな風に向こうの谷戸というのか低い土地を、そこには元町や中華街がある…

ありふれた日々

品川駅から歩行者通路のまま行けるグランドコモンズとインターシティという二つの高層ビル街に挟まれた細長い公園が品川セントラルガーデン。カツラの丸い葉が黄色く紅葉していました。写真を撮ったのは四日ほど前です。ここだけ見ると、都会の高層ビル街と…

落羽松

二日前の日曜日に訪れた神奈川県平塚市の花菜ガーデンの落羽松です。この写真は1950年代のオールドレンズで撮っていて、いまのレンズと比べると解像度が低い、そうなると針葉樹の葉の細かい部分まで解像できない、解像出来ない結果、少しのっぺりとした緑に…

歯医者へ行きました

二週間ほど前に、茅ケ崎から大阪、京都、宇都宮、再び京都、茅ケ崎帰宅、という忙しない移動を重ねたころに、疲労が蓄積したせいか、左上奥歯周りが歯肉炎になりました。以降、良くなった気がしたり、また痛くなったり、を繰り返し、先週の中頃に歯茎を押し…

きれいな秋薔薇

日曜日、午前はマンションの理事会に出席。午後は、神奈川県平塚市にある県立花菜ガーデンに写真を撮りに行ってきました。家から車で30分くらい、数時間の撮影行。冬枯れ間近の低木や秋薔薇、メタセコイヤの紅葉、最後の数枚の葉だけを残している桜。オール…

品川セントラルガーデンの紅葉

品川の高層ビルオフィス街、グランドコモンズとインターシティのあいだには写真の品川セントラルガーデンがある。真夏のある日に濃い緑一色の並木を写真に撮ったことがあり、そのときに、秋になったらどういう景色になるのかな?と思ったものだった。土曜日…

二十日のあいだに木々はどうなった?

写真は今日から数えて二十日前の京都一乗寺の公園で撮った写真です。この写真から二十日経って、もう木々の葉は散ったろうか、それとも色づきのピークにあるだろうか、そんなことを思うがわからない。 これは遠くの、今いけない場所の木々の葉の色の話だけれ…

一瞬の陽差し

曇りの日にも、ほんの一瞬だけ雲の切れ間から陽がさすことがある。その光を見ると、意外と暢気に、もうこのあとはずっと晴れて来るのだろうと思うが、陽射しはほんの一分か、もっと短い時間で再び雲に遮られ、それは偶然の恵みだっただけで、その日はもう二…

空気が澄んでいる秋

昨日も今日も空気が澄んでいる。空を見ると高いと思う。高いと思うのは透き通ってずっと上空の透明な空(くう)が、高いと思うのだろうか。なにもない空気を見ているのに、そんなふうに高いとか低いとかわかるのは人の能力は凄い。もちろん、町があれば、向こ…

8年前の新宿御苑

新型コロナウイルス感染症が流行する前まで、実際には行けなかった年もあったろうが、12月の最初の土曜日曜に新宿御苑に紅葉見物に行くことが習慣だった。2015年の12月5日にも新宿御苑に行ってたくさんの写真を撮ってあった。たぶんこのブログのその日の記事…

被写界深度をどうする

昨日の午後にはとある写真家ととある編集者のトークショーを聞きに都内某所のギャラリーに行きました。編集者の方が、ポートフォリオを見るときには被写界深度をどう扱っているかを見るとその作家/作品の考えがある程度わかる、深度が浅ければどこを見て欲し…

やまと絵展

昨日11月11日の土曜日、今日11月12日の日曜日と、肌寒い日が続きました。先週まで季節外れの暑さが続き、夏日の日もあった。昨日と今日が平年の11月上中旬の気温に比べてより寒かったのかどうかはわかりませんが、続く日々の流れのなかでは、まるでいきなり…

晴海の展示場があった頃

写真は東京都の晴海付近。あまり通行量が多くはない休日の道路。だけどいちばん左の車線ではなく右側に車が駐停車しているのは、そのときはちゃんと見定めなかったからもはや理由はわからないけれど、なにか車線設計上の理由があるのだろう。いちばん右に短…

旅の朝のパン

一人の旅で、朝と昼と夜の食事をどこでどう取るか?ガイドブック(紙の本というよりスマホ)で事前に調べて行きたい店を決めておいて颯爽とその店に向かったり。居酒屋のカウンター席の片隅にありついて、ほとんど飲めない(けど好きな)日本酒を(量が飲め…

旅先から持ち帰るもの

一昨日、京都旅行の最後の日の、そのまた最後の残された一時間、その一時間が過ぎてしまえば新幹線で関東に戻らなければならないという時刻に、駅にに近い住宅街の路地にあるカフェに行って珈琲を飲んだ。大橋トリオに似ている蝶ネクタイをしてサスペンダー…

緑のコート

京都のとある日の夜、一人、さて何を晩飯に食べようかと、場末のホテルまでのあいだ二条通あたりを西へと歩きながら思案して歩いた。少し前に車が一瞬途絶えたカーヴのところで二人の女性が手をつないで速足で道を渡って行った。一人はコートの緑色がきれい。…

秋の公園で

京都の東洞院(ひがしのとういん)×蛸薬師の北東角にある御射山公園、11/7の昼休みどき、近くの会社で働く人たちがテイクアウトの弁当を持参して昼食を食べたり、家族連れが遊んでいる。100年振りの最高気温になった都市もある今日の火曜日の京都は、紅葉も…

やはり雨

京都三条のメディアショップギャラリーで昨日まで二人展に参加していて、その作品を段ボールに詰めたものを今日の11:00に佐川急便で自宅に送り、これで撤収含めて、完全に終わりました。そしてせっかく京都に来たからと、もう一泊、明日まで観光の予定でおり…

御礼

11/1から本日まで京都で開催していたイラストと写真の二人展は本日17:00をもって無事に終了致しました。お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。下は会場を撮った一枚です。 今日も暑い日でした。夏日となり空気がなんだかもわぁーっとして霞ん…

京都御所

開催中の車にまつわるイラストと写真の二人展は正午からなので、午前はフリー。今朝、烏丸今出川あたりから寺町丸太町あたりへ斜めに突っ切って抜けようと、京都御所のフリーエリアに入ると、いつもは閉ざされているエリアが無料一般公開されていた。そこで…

スパゲッティを日に二回も

11月なのに夏日。仕事のため一旦関東に戻っていましたが、今日からまた京都にきました。京都駅はまるで花火大会の会場に来ているかのようで、コンコースはぎっしり人が埋まり、改札口まで行き着くのすら時間が掛かるほど。地下鉄も大変な状況に違いないと思…

SF小説に描かれたこと

1987年に日本SF大賞を受賞している荒俣博士著「帝都物語」、史実にある程度根差して描かれた戦前から、1980年代時点の現在、更に未来として描かれる00年代以降?と、東京の表には見えない地脈等を巡って様々な攻防が起きる長大な物語で描かれていた未来が、…

夜の住宅街の植物

街灯に使われてきたランプの変遷を、例えばWikipediaで読んでも、詳細すぎて良くわからないが、主流が何だったか?で言えば、私の記憶が確かならですが、白熱灯→ナトリウム灯→LEDと変わってきてるのでは。90年代から00年代の頃、夜の街の灯りがナトリウム灯…