2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

通り過ぎる林

車窓写真。ここでシャッターを押す前に、もっと暗い状況でシャッターを半押しして露出をロックして、明るいところに出てからシャッターを押した。という経緯でかなり露出オーバーに「偶然」なったわけだが、この「偶然」の産物が、写真を「意味深」にしてい…

満月

人の目では月の中の「うさぎ」の影も、月の手前にかかって光っている雲も、その周りのビルのシルエットも、本当はまだ真っ暗ではなくわずかにブルーブラックが残っている空の色も、いっぺんに見分けれられるのに写真にはそれが全部写らない。ダイナミックレ…

川崎駅周辺

残暑厳し。35℃前後の最高気温。久しぶりにコンパクトデジカメで街角スナップを。 街角スナップって偶然の中からウィットに富んだ場面を抑えたいと言うことだとすると、全然ダメ。ところで上の写真を選んだのは、画面左側の赤い壁をよく見ると、焼き鳥の品名…

晩夏の北の風

午前10時、平塚市美術館で先日の日曜美術館のアートシーンでも紹介された 「金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋」 という展示を観に行こうと自家用車で行ってみたら、9時半開館の直後だったせいもあるのかな 驚いたことに〜というのも私が今まで行った限り…

強い南風の日に波を俯瞰したくて

朝、八時頃に平塚市の田村にあるスタバへ行ってみたら本日最初の客だった。珈琲を飲みながらチキンとアボカドとレタスが挟まったサンドイッチを食べ、上橋菜穂子の守り人シリーズの一冊名を読み始める。先日、黒姫童話館で企画展示を観たのでちょっとどんな…

マイルスのアルバム

最後にingが付くマイルスのアルバムが四枚あった。とあるカフェに飾られたLPのジャケットは、そのうちの一枚(だと私が誤解していた)「WALKING」。 1970年代後半、学生時代、下宿の四畳半の部屋で、FM番組「渡辺貞夫マイ・ディア・ライフ」でピアニストの益…

記憶の夏のような

子供の頃、捕虫網を持って、汗をたくさん流しながら、セミやトンボやバッタを探して歩いたり走ったりしていたころ、見ていた光景はこんな風な緑がいっぱいだった。目の前の光景であっても、むかしの光景を見ているみたいだな。なんて思うってことが年を取っ…

山を越える

昨晩までは、今日は安曇野の岩崎ちひろの美術館に寄ってから帰ろうと思っていたが、まてよ、そういえばここは戸隠神社に近いのではなかったか?などと今日になって急に思い出して調べてみる。霧雨のなかだった。戸隠神社には五つの社がある。いちばんよく知…

誰かの本

黒姫童話館と言う場所に行ってみる。ついでに行く、という感じ。どっちかと言えば読書に来ている方が主目的。せっかくだからちょっとだけ近くの観光地を見ておきましょうかね。行ってみたら岩崎ちひろの絵が何枚か飾られていて、夏のあいだ使われていたとい…

本を読むホテル

何年か前に、本または本屋を特集したなにかの雑誌に紹介されていた長野県の北の方にあるホテルに行く。読書をするための時間を提供することをコンセプトにしているという紹介だったと思う。実は昨夏も予約したが事情があってキャンセルしていた。そんなホテ…

北海道

昨日の北海道での仕事を終えて、今日は午前の便ではなく最終の飛行機で帰ることにしたので、会社の仲間二人とレンタカー一台を借りて写真を撮りながら富良野や美瑛を回った。畑はちょうど麦の刈入れ時期がほぼ終わり掛けている頃だった。道が空いていて信号…

町の歴史

北海道のとある町を、昼下がりに一人でぶらついた。幅の広い道路、停める場所に困らない自動車、人通りのない真夏の午後。湿度は低く、爽やか。 歩いて行くと郷土資料館があった。なにかの古い建物を利用した建物で、なぜか入り口に閉館と掛けてあるが開いて…