2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

新しいカフェ

神奈川県立美術館鎌倉別館は2019年のリニューアルオープン。そのときにそれまではなかったカフェスペースが出来ました。すごくこじんまりしたカフェだけど、なんだかちょっと素敵な感じに見えた。このときは入らなかったが、今度は入ってみよう。 美術館のカ…

処女航海

まぁ、そうは言っても、いくら暑い日が続いていも、季節は進んでいきますね。虫の声はますます盛んになり、あれだけ朝にマンションの廊下に落っこちていたアブラゼミやミンミンゼミを見なくなり、そのかわり先日はツクツクボウシがいました。葉山町の立石海…

写真の手ごたえ

写真は撮ったときに手ごたえがあっても、帰宅してモニター画面に映したときには、それほど自分が気に入る出来栄えではない・・・ということが最近は多い。そうであっても、その一方で、これはいいな・・・と撮ったときの手ごたえ以上に良い出来栄えに思える…

瓶に水を入れた楽器

空のコップ、水を一杯入れたコップ、同じコップでも水のあるなし、あるいは水の量によって、その縁をなにかで叩いたときの音の高さが変化する。小学生の夏休みの自由研究を紹介するような、たぶんこの時期に一気にアクセス数が上がっていると思うネット記事…

音に呼応した波紋

昨日の土曜日に神奈川県立美術館鎌倉別館に吉村弘「風景の音 音の風景」展を観に行きました。以下、ちらしから抜粋・・・・「1970年代初めから環境音楽の先駆けとして活躍した吉村弘(1940-2003)。(・中略・)エリック・サティの楽譜に魅せられて独学で音…

ゲリラ的豪雨の海水浴場

若い頃、これほど猛暑日がなかったころの夏には、自分もずいぶんと若くて、夏のあいだに、いろんな友人知人との楽しい出来事が起きて、そのときは「思い出のためではなく、今のためだ!」と言っていたけれど、結果として何十年と過ぎると夏の「思い出」とな…

60年代のビル

丸の内仲通りの新東京ビル。正面玄関から進むと真ん中あたり、吹き抜け二階の天井にきれいにデザインされた丸く大きな照明があり、床や壁もタイルによる装飾模様が施されている。階段の手すりもゆるやかにカーヴして、階段の天井や導線もゆるやかな曲線を描…

スイカを食べるのが遅い

アーティゾン美術館の前の交差点、真昼間、猛暑。信号待ちの人たちは日陰で信号が変わるのを待っている。 ところで、急に話が変わりますが、先日某所のスターバックスコーヒーで、コーヒーエイドクールライムというこの夏のわたしのイチオシのドリンクを飲み…

口笛のブルース

昨日使った誰もいない公園のバスケットボールコートの写真、そのコートからフェンスを挟んだすぐ隣は幼児用の公園になっていた。アヒル・・・というか海鳥のかたちの遊具が陽の光の中にたたずんでいる。 ほとんど誰も見かけないなか、一人の20歳前後の青年が…

猛暑日の推移

写真は数日前、8/19土曜日に品川駅からteradaartcomplex(寺田倉庫にあるギャラリー)まで最終日だった山中信夫「マンハッタンの太陽」を見にくために20分ほど猛暑の中を歩いたときに撮ったもの。真昼間とはいえ夏休みの公園で子供が一人も遊ぶことが出来な…

写真の構図

ひと月ほど前、7月の中旬に桜木町駅付近(横浜市)で撮ってあった写真です。写真の右隅の真ん中より上に、銀色に緑の線が入った電車が走っているのが写っています。JR東日本京浜東北線の電車です。その手前のコンクリートの脚に支えられた高架線は東京急行東…

道を聞かれること その他

また古い写真から。2010.05.に京都を歩いていて撮ったスナップから選びました。海外からの観光客に日本人が道順を教えているところでしょうか。京都のどこだろう?ツバタ商店で検索すればわかるのかしら?まぁいいや、そこまでしなくても。なんとなく下鴨の…

防波堤の鳥たち

台風の余波でまだまだ波が荒れていて、そこに真夏の太陽が照り付けて、海面はきらきらではなくぎらぎらと光っている。海に向かって立っていると、私の短い髪の毛ですら風に煽られて、おでこが露わになる。防波堤から釣りをしている人がいるが、こう風と波が…

展示会場の掃除

こう暑いと、地上はなるべく歩きたくない。冷房の効いた地下街やビルのなかの通路を使って、例えば目的地の駅の改札までたどり着きたい。だけど、地下数階から地上階まで複雑に重層的に通路が出来ていると、それを上から俯瞰した地図ではよくわからないし、…

買って良かったもの、買い過ぎてしまうもの

台風一過の快晴とはなかなかいかないのは、通過した台風の南東側に東海や関東地方が位置しているからなんでしょうかね?晴れたと思うと短時間に豪雨が通り過ぎていく。道端の名も知らぬ木の葉も水に濡れて艶やかに光っていました。 築30年以上のマンションの…

名も知らぬ小さな実

道端を歩いていたら小さな実が蔓に生っているのを見つけました。蝉の声がわんわんと、いや「わんわん」鳴く蝉はいないけど、クマゼミとアブラゼミとミンミンゼミが一斉に鳴くことでわんわんと聴こえているなか、汗がだらだら流れるなか、それでも頑張って写…

昔の日常が今の特別

東京都写真美術館から三田橋でJRを越えて目黒三田通りを恵比寿駅の方に下って行くだらだら坂沿いの1960年代くらいに建てられたように見えるビルの一階の窓に、この人が歩くネオンサインが昼間から灯っています。左から右にいくつか人の形があって、順番に灯…

抽象絵画の覚醒

猛暑の日が続いていた先週末に八重洲のアーティゾン美術館に「抽象絵画その覚醒と展開」という展示を観に行きました。どうも真夏の休日には涼しい美術館や映画館に行くしかないですね、それでも道中は暑いんだけど・・・というわけでここのところの美術館訪…

夜も更けてから黄金桃を撮る

数日前、山梨県北杜市の清春芸術村に行ってみました。安藤忠雄の光の美術館ほか、有名建築家の手になる建物が点在しているアートコロニーで、1981年に開館。アーティストが滞在しながら作品制作が可能なラリューシェという建物は、パリ万博のときになにかの…

協調的な移動

先週?もう先々週?の土曜にアップしたこのブログの鹿の写真に続き、たぶん同じ町・・・そうか、京浜急行の梅屋敷駅付近だった気がするな・・・で撮ってあった写真には、色の禿げた?鼠のキャラクターの置物が二体、ドアの両側に置かれた開店前の飲食店の写…

東京上空

ここ数日地味目な写真をアップし続けてたので、ちょっと決定的瞬間な写真を(笑)。これは旭川から羽田に向かうJALから見下ろした品川の大カーヴを走って行く東海道新幹線の写真です。だからなんだ、と言えば、別に・・・飛行機の影も写ってます。 じゃぁ、こ…

それでも待ってる夏休み

7月の終わりに旭川に行った日の朝、これたぶん5:30頃ですかね。北の夏は朝が早いから、ホテルを4:45に出たときにももうすっかり明るくて、写真を撮りながらこの常盤ロータリーとか常磐公園の近くまで来たのが5:30といったところ。おじさん、どこへ向かう…

たかが日常の路線バスだって・・・

数日前のブログに、窓の向こうを神奈川中央交通の路線バスが走って行ったことを書きましたが、その神奈川中央交通のバスが写っています。略して「カナチュウ」と呼ばれています。この写真は東海道線(東京ー熱海 すなわち長い長い東海道線のうち東京からおよ…

野菜のポートレート

このブログに何回も載せている鎌倉駅近くのレンバイと呼ばれている野菜の即売所。レンバイとは「鎌倉農協連協同即売所」だったでしょうかね?この日は日曜の正午頃だったかな、もうだいぶ売り切れてしまったか、そもそもこの日は並べる野菜が少ない日だった…

出窓の人形

一昨日に続き、6月7月にフイルムで撮った写真が続きます。写真を撮るときに仔細にあたりを観察するわけでもなく、森山大道氏おっしゃるところだと路上と私の擦過の瞬間を記録しているということだけど、写真になって改めてみて、出窓に置かれた可愛い人形の…

センチメンタル・シティ・ロマンスの「8月」という曲

コロナ後はじめて自家用車を運転して葉山の美術館まで片道50分、なにごともなく運転でき、開催中の「挑発関係=中平卓馬×森山大道」展を観てきました。同時開催のコレクション展加納光於「色、光、そのはためくものの」も素晴らしかった。 美術館の駐車場に9…

鹿の絵

あまりにカラーネガフイルムが高価になったので、デジタルカメラでは相変わらず月に何千枚と撮るけれど、昨年秋から再稼働させているいろんなフイルムカメラで撮る本数は月にフイルム二本(72枚)程度に低下せざるをえなくなり、デジカメで撮る枚数に対して…

バスの色

またHDDの中へと過去への旅をして、そう、まるで化石を掘り当てたかのように見つけた写真は2010年の5月の阿蘇、場所はたしか大観峰と言いましたか?外輪山から阿蘇のカルデラの水田がきれいに見渡せる展望台で撮ってありました。少し前に霧の阿蘇中岳の写真…

24時間前のホタテ

こんばんは、三日ほどブログをお休みしていました。コロナに罹患し、7/29の夜より徐々に発熱、7/30日曜は37.5℃がずっと続きかなりの喉痛、7/31月曜朝にそりゃそうだよねの抗原検査結果陽性を確認しそれでもその日はカロナールのおかげもあるのか37℃で喉痛も…