2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

土の旅

箱根にある彫刻の森美術館にあるギャラリーで開催中の淺井裕介展「絵の種 土の旅」を見に行ってきた。彫刻の森に行くのは、もしかしたら四十年振りくらいだ。この展示のあとは屋外に点在する彫刻を見ながら散歩をし、ピカソ館にも立ち寄った。淺井裕介展のこ…

冬のトタン マッコイ・タイナー

すぐに日が傾く。木々は冬枯れて葉が落ちた。影が長くて濃い。トタンすら美しい。 十日ほど前の会社の忘年会で隣に座ったNさんは、仕事でつながりがあるものの、プライベートなことでゆっくり話したことはなかったので、せいぜい私が住んでいる茅ヶ崎の隣の…

鳥の町 太陽の鉛筆

Gallery Koyanagi にて野口里佳写真展「鳥の町」、次いでAKIKO NAGASAWA で東松照明展「太陽の鉛筆」を見る。新橋駅近くのビルの地階でランチの握り寿司を食べる。 > 野口里佳は現在住んでいるベルリンから少し行った町に鳥がたくさん渡ってくる場所がある…

冬の花火

明日24日の仕事のために23日のうちに飛行機で移動したB市のホテルから、冬の花火がビルとビルの隙間に見えた。クリスマス恒例イベントとのこと。小雨決行。小さな折り畳み傘しか持っていないこともあり、会場まで出かける気になれないまま、8時になったら思…

古橋宏之写真展 土の終わり

写真は宇都宮線自治医大駅近くの車窓からの風景。 12月のなんにちのことだったか、平日に都内に出張する日があったので、その帰り道に神保町のwhiteと言う小さなギャラリーで古橋 宏之写真展「 土の終わり- untitled fire 」を見てきた。前作同様モノクロー…

野口里佳展 夜の星へ トークショー聴講

渋谷のシアター・イメージ・フォーラム映画「写真家ソール・ライター」を観る。次いで品川のキヤノンギャラリーSで野口里佳写真展「夜の星へ」。ギャラリートークも聴講。 家族のMとSと合流後、五反田のグリルFで洋食。 キヤノンギャラリーSで開催中の野口里…

新しい町

JR東日本の神奈川県内の東海道線くだり、藤沢駅から辻堂駅に向かって進行方向の左側、すなわち南側の、何年か前までP社の大きな工場があった広い土地が再開発されている。辻堂の湘南T-Siteはその敷地の端っこにある。 このまえ藤沢駅の北口近くにあった某カ…

遠い町

夜の電車に乗る前、駅ビルでペットボトルのお茶と、カレーパンひとつ、ほかに甘いお菓子のようなパンをもうひとつ。夏の頃には、たまーにビールを買ったこともあった。飲めないくせに。今日の予定に長距離移動があるときにはバッグのなかに文庫本を一冊では…

食堂のカウンターで

上の写真は茅ヶ崎の某食堂。水色の水差しやサントリーのキャラクターなのかな?楊枝入れもいい。第一、タイルがいい。14日の月曜は年に一度のガン検診を予約してあったので休暇を取って、毎年そこに決めている代々木駅近くの病院に行く。胃カメラを入れる直…

暖かく楽しい夜

12日の土曜日。代官山のなんとか言う(施設名を忘れてしまった)場所で開催中の写真新世紀入賞作展示と昨年のグランプリの須藤さんの個展を見て、さらに同じ施設内のホールで今年のグランプリ選出の公開審査会にも行ってきた。今年の審査員の方々は 荒木 夏…

銀座アップルストア前

少し前、東銀座のM84と言うギャラリーで植田正治が主に晩年に作っていたカラーによるフォトモンタージュと言うのかコラージュなのか多重露光か、なんていう単語が的確なのかはよくわからないが、そう言う作品を集めた「幻影」って写真展を見た。その帰りに、…

見ごろ

紅葉見物をするのには晴れた日に色づいた葉の下から太陽を透かし見るようにするのが最も美しい、と思っていた。逆光に輝く赤や黄色の葉が一層鮮やかに見えるから。しかし、この写真のときは曇っていても素晴らしく美しかった。ここに陽が射すとどうなるのか…

腕を組む水着姿の男の絵

新宿三丁目駅近くのカフェの壁に飾ってあった絵。なにかを写真に撮ろうと思うときには、かなりの確率で意識的か無意識的かの違いはあれど、過去にどこかで見た写真のあとを追うような、真似をするような、そんなことが心のなかで起きていて、そこから生じる…

御苑

快晴。ここ五年か六年か、12月の最初の週末には新宿御苑へ行くことにしている。 長いことこうして、一日あたりには一枚かせいぜい数枚の写真と文章の組み合わせでblogを書き続けていると、自分のなかの気分なのか興味なのか、理由は不明ながらも波があって、…