春だと勘違いして

 金曜日、正月に届いた年賀状の返信を書いて投函し、年末年始に行けなかった墓参に行き、夕方に予約してあった下列の歯石除去へ。墓参と歯医者のあいだの時間に花菜ガーデンに行って、盛りを過ぎてもうすぐ撤去?されるアイスチューリップを見てきた。入り口で、昨年までが見頃で、花の半分は切ってしまったし、あまり残ってないですよ、と聞いたが、傾いた日の光が差し込むチューリップはとてもきれいだった。

 調べると、チューリップの球根を根が生えたところで、冷蔵庫に入れて保存し、秋に植えることで「春だと勘違いさせて」今ごろ花を付けているのがアイスチューリップだそうだ。人間の操作によって花期をずらされているんだなあ・・・でも冬に鮮やかな色の花を見るのも楽しいものです。

 歯石を除去した影響で、いま、夜の23:33になっても、左奥歯の根っこのあたりがちょっとじんじんと痛む。

 

 だいぶ前、40年くらい前、輪島市の古い木造の宿に泊まったことがありました。ものすごく太くて黒い木の梁があったのを覚えている。宿の前は輪島の朝市の会場だったな。なにを買ったのかよく覚えていないけれど。千枚田にも行きました。

 元旦の午後四時頃に起きた能登半島地震の被害が日をおって徐々に明らかになっていて、その明らかになったばかりの情報には明るいものがなくて、総じてより大変な被害がはじめてわかったというような類だった。通信による情報のやりとりが途絶えると、人が移動するための道路が寸断されていることと重なって、途端になにもわからなくなるだな・・・なにか出来るわけではないが、はやく孤立した人たちに、励ましと具体的な生きるために必要なことが早く届くことを祈ります。