ゴルフの暖気運転

 2018年くらいに撮ってあった写真。横浜の馬車道伊勢佐木町あたりと、前後の写真から同定されました。よく見るとドアミラーがなくなっていて、付いていたと思われるところにビスを通すための?下穴が空いている。これ、フォルクスワーゲンのゴルフという車だと思ってますが、違ったらすいません。廃車もしくは故障車としてここにしばらく置かれてたのか?そうそう、昨年かなぁ?同じと思われる駐車場の横をたまたま歩きましたが、そのときは、当然だけどこの赤い車はもうなかった。でも朽ちるに任せてずーっと何年も、もしかすると十年以上も置かれている車もある。今はもうないけれど神奈川県の国道一号線の、相模川のそばの家には国道に面した駐車スペースに長い事、それこそ十年以上もスバル360が置かれていた。いつか直したい、リストアっていうんでしたっけ?そう思う人はものすごく大勢いて、実際には面倒でお金の掛かることを実行する人はほとんどいない。思いだけあって実行出来なかった隙間にそういう車があるのかな?いや、もっと単純にただ廃車売却がめんどくさいからか?

 1981年か82年頃にディーゼルエンジンのゴルフに乗っている会社の同僚がいて、あの頃のディーゼルはちゃんと暖機運転をしてからでないと走れなかったと思います。もう走っていいよ、というのをランプか何かで示してくれたのか、運転手が時計を見て、概ね何分か経てばいいよ、と判断してたのか。遅くまで残業した帰りに彼に同乗させてもらい彼の帰宅路の途中にある、わたしの住んでいた会社の寮の前で落としてもらう。そんなときに暗く未舗装の埃っぽい会社の駐車場での暖機運転たしか15分は長かったなぁ。

 車の、カセットテープが再生できるカーステレオではなくて、電池で動くラジカセを積んでいたと思う。暖機運転中に、佐野元春のアルバムを聞いたものです。サムデイの入ってるやつ。みんなが聴いてました。

 あのアルバムのサムデイかな?他の曲?効果音に車のクラクションの音が入っていて、同僚は運転中に突然クラクションが聞こえて驚いて、ブレーキをふんじゃったよ、と言っていた。でも暗い駐車場で暖機運転中にクラクションの音が再生されてもそんな勘違いはすることもなく、寂しいだけだった。