コンタクトを見る


 今日も、朝、ベッドに横になったままテレビのリモコンを使ってスイッチを入れる。最初は博多を舞台としたドラマが映る。ドラマが終わると、今度は「有識者」が集まって社会問題を議論しはじめた。皆さんいろいろもっともなことを言うけど、直近にやるべきこと/できること、中期でやるべきこと/できること、長期につながること/ビジョン、みたいな時間軸を明確化しないから、それぞれの意見が一方通行で噛みあわないままに思える。なんかこのブログもこんな話題を書くようになってきて、世知辛い世の中でございます。

 先日、テレビでなんとなくところどころ見ていた「20世紀少年の1」で、藤沢駅周辺を写真に撮って散歩していたときに見つけた細い路地にある喫茶店そっくりの建物が映ったから、あれーここ知ってるよー、と言った。後日、録画した番組を静止させて、家族の某が、ここがそうか?と確認を迫るから、よく見直したらある確実な証拠があって、そうだと確信。20世紀少年の2では出てこないらしい。
 今日、家族の某がそこを見に行きたいというから、藤沢まで行く。喫茶店は定休日なのかな?やっていなかったが、外観を家族の某は携帯カメラで撮っていた。それから藤沢ビックカメラに寄って家族の某が学校で使うというUSBメモリーを買ったりする。帰り、電車が「置石」で遅れている。JRのアナウンス「下り電車は10分から15分の遅れで運転しています。次の下り電車はただいま大船駅を16分遅れで発車しました」なんか変じゃないか?

 帰宅してから、本棚を見ていたら「コンタクト」と書かれたファイルがあり、久々(もしかしたら十年ぶりくらいか)にめくってみたら、90年代前半に撮った白黒写真がまめにコンタクトを取ってファイルしてあった。そんなことをしていたこと自体、忘れていた。それを接写していたら面白くて、小一時間ずっとそんなことをやっている。例えばこれは十五年以上前、山下公園で撮った息子。

 夜、サッカーのテレビ観戦。緊張して試合中、ずっと手が冷たくなっている。終わったら暖かくなった。