4月第四週須田塾報告


 雨。須田一政写真塾第四週組の月例会に行く。家を出たのが11時過ぎ。茅ヶ崎駅のてんやで「野菜天丼ごはん小」を食べ腹ごしらえ。読みかけの川上弘美著「夜の公園」を持ってくるのを忘れているのに気付き、茅ヶ崎駅ビルの書店に寄って、鈴木清剛ロックンロールミシン2009」を買う。オリジナル版に対して大幅加筆修正が成されているらしい。オリジナル版を読んだのはもう十年以上前になるだろうから、大幅加筆修正がしてあっても、それがどこなのか判らない。というかそもそもどんな話だったのか?もう数十字で書けるような大筋しか覚えていない。しかし神田までの電車の中ではすぐに眠ってしまい、本を買った意味がない。帰りの電車ではちゃんと読みました。

 13時より神田珈琲園で須田塾の例会が始まる。tsumaさんの旅の写真を見ながら、先生、「家族アルバムに貼られなかった写真の集積を再度見ているような感じ」「写真家の思い入れが他人(鑑賞者)の思い入れにつながるような写真」「一枚一枚の写真には主張がない分、集積したときに感じるものがある」などとおっしゃる。林林さんは、ボルヘスの「アトラス」という写真集のことを挙げてい感想を話す。ぴるさんは「旅に目的地に写真を取りに行くのではなく、目的地に旅行にいったついでに写真を撮るという一般的な行為の写真に見えてそこが魅力だ」と話す。私は写真集として本棚にいつもあって、それを見ることが、気分を立て直す処方薬のようになりそうだ、とかなんとか感想を述べる。今日は出席者が少なかったこともありtsumaさんの写真で最後の小一時間が盛り上がった。

 なんだか今日持ち込んだ私の写真は自分で自信がなかった。帰宅してこんな(上の)写真を作ってみて気晴らし。