荒天


 昼過ぎまで風雨激しく。昼過ぎに一度快晴になり、以降、曇りがちの空。11時から写真展会場のカフェ・ハッチへ。7日から13日まで家から持ち込んだCD、ロン・カーター+ホ−ザ・パッソスとかパン・ケーキとか高田漣などの5枚のアルバムをかけてもらっていたが、今日と明日用に、また持ち込んだ別のCDに変えてもらう。石井彰とかジョアン・ジルベルトとか吉川よしひろとかに。吉田篤弘著「それからはスープのことばかり考えて暮らした」を読み進む。荒天のあいだ、お客様は少ない。午後、須田塾のH田さんがふらりと来場。ライツミノルタCLなどをぶら下げていらっしゃる。展示作品について「想像していたものよりも映像的」とおっしゃる。たしかに、撮られた場面は、なんでもないそこら、ではなく、(偏屈な)決定的瞬間、に近いかもしれない。ということを自分でも思っていたところ。
 文学の話にもなり小島信夫とか長谷川四郎の名前が出る。にわかに小島信夫の本を読みたくなる。

 夕暮れ、空が燃える。

 10日から13日のあいだに来ていただいた皆さん、記帳していただけた方もそうでない方も、どうも有難うございました。