いつもあせっている


 午前、歯医者。担当歯科医殿、とうとうこれ以上の治療を断念するとの宣言。当面痛みやら具体的な支障がないので、歯茎は腫れているものの被せ物を元に戻して様子を見るとのこと。そして次にまた酷くなったらそのときは抜歯ということなのだろうな。

 歯医者からの帰宅途中に寄り道をして、ビニールハウスや遠景の鉄塔群を被写体にして、持っている(以前、中古で買った)28mm/F1.8レンズを絞り値を変えながら実写。このレンズの開放からF2.0までの結像が、画面中心からして低解像度+フレアっぽい+色ずれも発生という状況で、いくら開放でもこんな「写るんです」以下の画質にしかならない訳がない、というので先日修理に出したのだが、修理業者からサンプル写真を提出せぇとの電話があったので、一旦レンズを引き上げ、実写したもの。

 午後、上記の実写サンプルプリントとレンズを持って、最初に修理に持って行ったヨドバシではなく、藤沢のビック・カメラへ行く。今度はヨドバシにしなかったのは、たまたま本日の行動計画の中で藤沢ビックが近かったから、だけの理由だが、窓口対応の感じはビックの方が良かった。某大型電気店なんか修理見積もりを取って、そこで修理をやめてもいくらか取るなんてこともあった。修理もいろいろと気を使うものです。

 修理に出したのちに、藤沢駅あたりを歩き、古本屋で「ミサキラジオ」400円。ぶらぶらと鵠沼方面に散歩。たどりついた鵠沼海岸の「古書+CD+喫茶」の店「余白や」で、座った席のすぐ隣の棚にあった加賀乙彦短編集「夢見草」から「春の町にて」を読む。コーヒー美味しい。小説は小川国夫の「アポロンの島」にユーモアを加味して感じで時代(この短篇の発表は1969年)の「感じ」もあって面白い。結局、この短編集も購入。

 ご主人に掛かっていた女性ジャズボーカルのことを尋ね、それがアン・バートンだと教えてもらう。

雨の日と月曜日は

雨の日と月曜日は

ミサキラヂオ (想像力の文学)

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夢見草 (1972年)

夢見草 (1972年)