チューバ


 日曜日、茅ヶ崎駅南口で「ストリートライブ」やってました。のほほんって感じ。ここにいたる前の路地で、歌声だけが聞こえているときに、どこかで昼カラオケの練習をしているのだと勘違いしていた。

 月曜日2/8、アサヒカメラで石川直樹ホンマタカシの対談を読む。ゲストの石川直樹ホンマタカシにつっかかっていく様子がそのまんま掲載されている(ホントかどうかは不明だが)。ホンマさんは自分より年下の若い写真家にはきびしいのに年上の人については発言を控えているではないか!という切り込みでスタートする対談。後半、写真として確立した撮りかたにそった写真らしい写真をどう乗り越えるかに言及しているのが若々しく応援したくなる。中平卓馬等の「まずたしからしさの世界をすてろ」を「古い本」と言っているのも新しい人たちって感じだった。わたしらにはそれは「新しい本」だったわけで・・・
 同じアサヒカメラで写真批評家清水穣の文章で「駄目な写真は文脈に寄っている写真」「次に駄目な写真は撮れそうで撮れない写真」、一方良い写真とは「誰にでも撮れるのに誰も撮らない写真」と書いているのも面白く読んだ。

 日曜日から火曜日2/9で瀬川深著「チューバはうたう」を読む。最後、通勤電車の中で読み終わり、なんだかとても温かい気持ちになれる。誰かにこの気持ちを伝えたくなり某さんにメールをしたりする。

チューバはうたう―mit Tuba

チューバはうたう―mit Tuba