夕方散歩


 昼に妻と二人で昼食に出かけようと相談していたが、なんだかやたら暑いので急遽中止。冷房を効かせた部屋で本を読んだりテレビを見たり昼寝をしたりしてぐたぐた過ごす。
 流石に一日中一歩も外に出ないというのももったいないというかなんというか。そこで17時半になって茅ヶ崎駅まで散歩をする。

 先日渋谷古書センターで100円で買った1999年1月の広告批評に、多田道太郎×鷲田清一の対談「幸福の系譜」によると、19世紀のことなのかな(対談を読んでもいつのことかはっきり判らないのだが)「一人きりの孤独になるのは悪いことでしかなかったし、散歩という習慣がまだなかった頃に、ブラブラ目的もなしに歩くのは悪人だった」とあった。

 今日の散歩もブラブラ目的もなしに歩いていたのだが、茅ヶ崎駅近くにある中古CD店にふらりと入ってみる。いままで入ったことがなかったのが不思議なくらい。カタエーノ・ヴェローゾ「異国の香り〜アメリカン・ソングズ」を300円で、レッド・ガーランド「ホエン・ゼア・グレイ・スカイズ」を800円で購入する。

異国の香り~アメリカン・ソングス

異国の香り~アメリカン・ソングス