写真を撮らなかった五日間


 月曜日から金曜日まで一枚も写真を撮らなかった。こんなことはこの二十五年くらいのあいだ、一度もなかったことなのだ。なので上の写真は、また、実家のアルバムから。
 たぶんそのくらい前、川崎市民ミュージアムで、なにかの企画展のなかに展示されていたリー・フリードランダーのこの有名な写真

に遭遇して、それが衝撃で、そこからどうしてそう思ったのか?その日を境に毎日カメラを持ち歩き、必ず一枚は写真を撮ると決心して実行してきた。そんな決心はもうどこかへ行ってしまったが、結果として一日か二日、写真を撮らない日があったとしても、五日ものあいだ写真を撮らなかったことはたぶん一度もなかったのではないかと思うのだ。だから今週はなんというか「懸念のある」五日間だった。須田一政写真塾が昨年末を持って終了してしまったこともあり、写真趣味を継続するための節目というかエンジンというか、月に一度の目標日程がなくなったのも大きいのか。
 でも明日からはGWなのでまず前半の3日間はまたカメラを持ってぶらつきたいものです。明日の土曜は、駒込のギャラリーにニセアカシア同人の伊藤さんが出展している写真展「東京銀塩写真クラブ第12・13期写真展」、谷中ボッサというカフェで開催中の白石さん(先日ニセアカシア写真展にお越しいただきありがとうございます)の写真展(http://www.yanakabossa.jp/shiraishichieko2013.html)、そのあと元気なら原美術館でソフィー・カルを見ようかな・・・とか考えている。横須賀美術館ニセアカシア同人の松本さんが図録制作などのかかわった企画展もはじまる。これにはそうそうたる写真家たちの横須賀を撮った作品も多数展示されるようなので、このGW中に行きたいな。
街の記憶:写真と現代美術でたどるヨコスカhttp://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1301.html

 ところで私は犬が苦手です。