多摩川を渡る ニセアカシア6のこと


 上の(あるいは「次の日」の)9/21のブログに掲載している通り、本日9月19日から始まったTOKYO ARTBOOK FAIR 2015に参加しています。ニセアカシア発行所のブースは二階H室です。ニセアカシア6号は、5号までと違い「辻々」という個別の名前を付けています。また今回は各同人が地名をタイトルに作品を掲載するという簡単な約束を設けて作ってみました。すなわち、少しコンセプトのある写真集になりました。私は「湘南」です。ほかに、金沢、飯田、京都、白馬、という作品が掲載されています。
 印刷は同人の松本さんが凝ったつくりにトライしています。すぐにはわからないかもしれませんが。たとえば裏表紙に6号を示す「六」という漢字が印刷されていますが、これは文字部分だけをコーティングで滑面にすることで示しています。伊藤さんの「金沢」の写真は、アルバムに貼られた写真を思わせるような工夫がされています。手にしてぱらぱらとめくっているとなかなか判らないところです。
 ご質問のある方はそのときに店番をしている誰かに話しかけてください。きっと息せき切るようにあれこれ話すと思います。よろしくお願いします。
 尚、ニセアカシア6号「辻々」は少部数しか制作が間に合いませんでした。ご興味のある方はお早目にお越しください。

 写真は今日、上野東京ラインで東京経由信濃町に行く途中に渡った多摩川の土手の様子です。