霧雨の日の桜

雨が降ったりやんだりの日曜日。低い雲を背景にして、桜の枝が画面のなかにどう太く黒い線を描くか、そのバランスを考えながら、ああでもないしこうでもないしとファインダーを覗いている。まったく、毎年毎年、同じようなことばかり繰り返している。露出補正はプラス2から3。

話は変わりますが、とうとう最終巻を迎えたビブリア古書堂の事件手帖の7、副題は「栞子さんと果てない舞台」、発売日に私が行った書店は売り切れで、3月になってから買って、しかし他の本を先に読んでいて、やっとここ数日で読み終わりました。最終巻でいままでの伏線をどうまとめて、かつ、エンタテイメント性を維持するか、なにしろラノベですから、そこが重要。6巻目にはちょっと中弛みな感じがあり、それもあってたいして期待してなかったが、なかなか面白く読みました。