〜27 九州往復


 ずっと霞んでいる。九州出張の往復の飛行機からの風景。写真は実際よりコントラストを補正しています。もっと白く霞んでいました。霧がかかっている感じでした。
 上の写真は26日に撮影。たぶん讃岐平野ではないだろうか?下の写真は27日に羽田へ着陸する直前です。たぶん若干、手振れしている。この鬱陶しそうな、曇った感じ。絶景でもなんでもない、これが梅雨の東京の一般的な感じ、よく言う日常でしょうかね。そして、そういう当たり前の梅雨の鬱陶しい一日の夕暮れの東京を見下ろしていると、目下の課題とか目下の期待とかの「目下のこと」に心が支配されたりするのだろうか。晴れたきれいな風景だと、風景に魅せられるのだが。でもどっちの風景がいいのかというと、それはいつも思う通り見る時間によって価値のようなことが変わる気がする。絶景は即時的で、殺風景というか鬱陶しい日常の写真は、後日になって、なにか記憶の入り口というか、纏うものが多い。
 なんていう写真に関する感想?意見?思い?って、このブログを十年も書いていると、そのあいだに考え方が「発展」していなくて、ずーっと繰り返し同じことを書き続けている気がするな。